外国人の方が日本に来て楽しみたいことといえばお寺での座禅体験や写経、日本酒を飲むこと、歴史ある街並みの散策などがありますが、「日本の自然」を見てみたいという方も多いのではないでしょうか?
周りを海に囲まれた島国で、山々が連なる国土が特徴的な日本ではほかの国ではなかなか見られない美しい景色がたくさんあります!
でも自然絶景というのは、えてしてアクセスが悪かったり、何時間も移動して見られるスポットは1か所だけだったり…と、短期間の旅行を計画している人にとってはなかなかハードルが高かったりしますよね?
しかし、そんな不満を解消できるスポットが兵庫県の淡路島にあるんです!
大阪からアクセスも近く、島内に海や野の絶景が小さな島の中にギュッと詰まっているので観光しやすいんですよ♪
ダイナミックな絶景や、美しい色に見とれてしまう絶景など、写真映えする色んな絶景があるので1度の観光で何度も感動してしまいます!
今回は、そんな淡路島の絶景ポイントをご紹介します♪
Contents
必見の絶景ポイント5つ

淡路島には思わず見とれてしまう自然絶景がたくさんありますが、今回はその中でも特に見逃せない5つの絶景をご紹介します!
あわじ花さじき

おとぎ話に出てくるような一面のお花畑に感動するスポットです!
春は菜の花の黄色やムラサキハナナの紫色が広がり、夏は約8万本ものひまわりが一斉に太陽に向かって花開き、秋には濃淡様々なピンクと白のコスモスが風に揺れ、冬には色とりどりのストックと海の眺望とのコラボレーションを楽しめます。
広大な敷地をびっしりと埋め尽くす花々に、何枚もシャッターを切ってしまうこと間違いなしですよ♪
入園料もなんと無料です!嬉しいですね!
灘黒岩水仙郷

続いてこちらもお花の絶景です。
灘黒岩水仙郷では、なんと500万本もの野生の水仙がいっせいに開花します!
淡路島の冬の風物詩となっており、江戸時代の西暦1820年代に海岸に流れ着いた球根を近くの漁民たちが山に植えたのが繁殖していったのだそうです。
真冬は空気も澄んでいるので、スカッと晴れた青空に白と黄色の花が美しく映えます!
開花時期は12月末~2月末ごろです(その年の気候にも左右されます)。
入園料は大人500円、小中学生300円となっています。
阿万海岸・慶野松原の「海ホタル」
皆さん、「海ホタル」って聞いたことありますか?
海に生息する甲殻類の小さな生物で夜行性なのですが、刺激が与えられると青く発光し、夜の海が幻想的に灯されます。
珍しい自然現象ですが、なんと淡路島で見ることができるんですよ!
淡路島観光協会に加盟している宿の宿泊者限定のツアーに参加することが条件ですが、参加費無料でこの神秘的な光景を見ることができます。
今年の開催日程等は、HP等でご確認ください。
うずしおクルーズ

世界最大規模の渦潮として知られる「鳴門の渦潮」。
春・秋の大潮時には20m(なんと車4台分!)にもなる大きな渦潮が見られるのですが、淡路島から船でその大迫力の絶景を見に行くことができます。
うずしおの目の前まで船で接近するので、渦に巻き込まれてしまいそうでスリル満点です!
「うずしおクルーズ」では約60分のコースで大人2000円、小学生1000円となっています。更に小学生未満の幼児は大人1名につき1名無料となっています!お財布にやさしいですね♪
これだけの規模の渦潮は日本でもここでしか見られない貴重なものなので必見ですよ!
「淡路夢泉景」のオーシャンビュー温泉
日本旅行の楽しみの一つが「温泉」である方も多いのではありませんか?
淡路島では、なんと広がる水平線を眺めながら温泉に浸かれるスポットがあるんです!
「淡路夢泉景」というホテルでは、温泉とオーシャンビューの境界線がなくなってしまったかのような「インフィニティ温泉」に浸かることができます。
おすすめの時間帯は、オレンジ色の空と紫色の空が溶け合う夕方です!
ぼんやりと空を眺めながら海と温泉との境界がなくなってしまう…という温泉体験は他ではなかなかできません。
ちなみに、先程ご紹介した海ホタルツアーもこちらのホテルから参加できますよ♪
Web Site : https://www.yumesenkei.com
淡路島へのアクセス
淡路島へは大阪、神戸からのアクセスが便利です。
大阪からは、阪急三番街から出ている淡路交通株式会社のバス、もしくはJR大阪駅から出ている西日本ジェイアールバスに乗って2時間程。料金は片道2000円~2500円ぐらいです。
また、関西国際空港から淡路島の洲本への直行フェリーも2017年夏に復活しました!片道1850円(往復3000円)で、1時間程で洲本に到着するので、とても便利ですよ。
神戸からは三ノ宮バスターミナルから出ている神姫バスに乗って1時間半程で着きます。料金は片道2000円もかからないぐらいです。
淡路島に着いてからの移動ですが、レンタカーかタクシーのチャーターをおすすめします。島内のバスは本数も少なく、移動がかなりしづらいので…。
ただ、見たいスポットが1~2か所ぐらいと限られている場合は、島内のバスを駆使した方が安上がりになりますのでぜひ活用してみてください!
淡路島の周辺情報
もっとディープな体験もしたい!という方には「沼島」がおすすめです。
日本に仏教が伝わるずっと前、神話の時代の伝説で、イザナギとイザナミという2人の神様が生み出した島であり、その島に降り立った2人の神様は更に日本をつくったといわれています。
まさに、日本の発祥の地ともいえるのがこの沼島なんです!
沼島にはその神話に由来のある神社やスポットが数多くあるため、日本の古の宗教観を肌で感じるにはもってこいの場所です。
沼島へは、淡路島の南にある「土生(はぶ)港」から「しまかぜ」または「しまちどり」という定期船に乗って10分程で着きます。
1日10便ほどで、片道大人470円、子供240円となっています。往復切符を買うと大人900円、子供460円と少しお得になりますよ♪
伊勢神宮や出雲大社とはまた違った伝説の残る島なので、時間に余裕があればぜひ行ってみてください。
まとめ

日本では季節ごとに美しさの異なる自然を楽しむことができますが、そこに行くまでのアクセスや、スポットをまわる効率があまりよくないのも事実です。
淡路島には写真映えする絶景スポットがたくさんありますし、帰国してから自分が撮影した美しい写真を友達や家族ともう一度眺めることで、「いい体験ができたなぁ」と満足すること間違いなしですよ!
淡路島で最高の自然絶景を楽しみましょう♪

旅行大好きアラサー女性。拠点は関西。お気に入りの旅先は国内なら新潟と高知、海外ならモロッコとスペイン。のんびりリラックス旅、観光重視アクティブ旅、なんでもござれ。色んな人がワクワクした気持ちになってくれたらいいなと思っています。