レトロな「道後温泉」へ行こう!日本最古といわれる温泉の魅力は?


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少し肌寒くなってきたら、あったかい温泉につかって暖まりたいですよね。

せっかくならば、日本最古といわれる温泉にいってみませんか?

愛媛県にある道後温泉は、「日本書紀」にも登場し、日本国最古といわれている温泉。あの聖徳太子も入浴したといわれています。

さらに2017年12月には、道後温泉別館の飛鳥乃温泉(あすかのゆ)もオープンし、国内外から多くの観光客が訪れています。

温泉情緒あふれる道後温泉。

温泉の入り方や、アニメーション映画「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつになったとも言われている建物の魅力をご紹介します!


レトロな建物が魅力的?道後温泉本館はいつ建てられた!?

特徴的な瓦屋根や、複雑な構造を取り入れた道後温泉本館。

道後温泉本館は日本最古といわれる道後温泉のシンボルで、「神の湯」に代表される温泉施設です。

その一番の魅力はその「レトロさ」にあると思います。

建物は1994年に国の重要文化財に指定。しかしながら、博物館化されることなく、現役の温泉施設として営業を続けているのです。

国の文化財の温泉に入っていると思ったら、なんだか貴重な体験をしている気がしますよね!

では、いつ道後温泉は建てられたのでしょうか。

現在の「神の湯」本館は、道後湯之町の初代町長が100年後の道後の繁栄を見据えて、明治27年(1894年)に改築した木造3階建てから始まっています。

その後、明治・大正・昭和と改築を重ねて、今日の姿になっているそうです。

道後温泉本館には入浴コースがたくさん!?違いは?

道後温泉本館を調べてみると、様々な料金コースがあります。

初めてだと困ってしまいますよね。どういったコースがあるのか見ていきましょう!

道後温泉本館には、

  • 「霊(たま)の湯」
  • 「神の湯」

の2つの浴室があります。

さらに

  • 「霊の湯 三階個室」
  • 「霊の湯 二階席」
  • 「神の湯 二階席」
  • 「神の湯 階下」

の4つの入浴コースがあります。

まずは入浴コースを決定しましょう!

値段の違いは温泉の種類や、入浴後の休憩スペース、建物の見学の有り無しなどの違いです。

「神の湯」は一般的な浴場で、壁には愛媛県の伝統文化である砥部焼の陶板画が飾られています。

「霊の湯」は大理石で浴槽がつくられているんです!

建物自体が国の重要文化財でもあるので、時間のある方はぜひ見学付きのコースを選んでみてくださいね。

道後温泉本館に入ってみよう!!

コースを決めたら入口にある札場で入浴券を購入します。

観光シーズンには行列ができて、入浴規制も発生するそうです。時間や時期を考えながら訪れたほうがよいかもしれません!

チケットを購入したら、靴を靴箱にしまいます。

日本の温泉では、自分のロッカーや靴箱のカギを自分で保管することがほとんど。カギはなくさないようにしっかり管理していきましょう!

次にチケットをもって受付へ。入る浴室によって行く場所が違います。

「神の湯 二階席」では55畳ある大広間に。休憩場所となります。

浴衣も用意されています。こちらも入る浴室で浴衣の模様が違うようです。

入浴に関する説明はスタッフの方が丁寧にしてくれますので、初めて訪れた方でも安心して、気持ちよく過ごすことができます。

休憩室の雰囲気を楽しんだら、いよいよ入浴です。

道後温泉本館はかなり古い建物なので階段もとっても狭く、急な造りになっています。注意しながら進みましょう!

道後温泉のお湯は42度とやや熱め。日頃の疲れをしっかりとりましょう♪

温泉からあがるとお茶とお菓子のおもてなしがあります。

日常から離されたレトロな空間でのんびり湯冷まししてくださいね。

どのコースも入浴から休憩までだいたい1時間という制限があるので、時間配分を考えて過ごしましょう!

美人になれる!?道後温泉の泉質のヒミツ

道後温泉のお湯は「美人の湯」ともいわれています。

アルカリ性単純泉の湯室は、刺激が少なく、当時や美容に適しているんだとか!しっかり入って、お肌つるつるをめざしましょう!

18本の源泉からくみ上げられている源泉は、20度から55度の温度でそれぞれ違うんだとか。

それぞれの源泉をブレンドして、42度程度のちょうど気持ちの良い温泉の温度にしているそう。

温度調整を機械で行ったり、水を加えたりしていないため源泉の効果を十分に感じられるんですね!

この無加温・無加水の「源泉かけ流し」というのは全国的に珍しいそうです。

風情たっぷりの道後温泉本館 細部まで観察してみよう!

国の重要文化財でもある道後温泉本館。入浴施設だけでなく、見どころがいっぱいです。

まずは「振鶯閣」。しんろうかくと読みます。

道後温泉本館の三層楼。屋上に鳥が羽を広げているのも印象的ですよね。

建物時代は和風ですが少し西洋の建築要素が入り混じり、道後温泉に趣を添えています。

周囲の窓は赤いギヤマンガラスがはめられていて、夜になると赤々と光り、湯の町の夜空に不思議な風景を映し出しています。

またこの振鶯閣の天井には、「刻太鼓(ときたいこ)」という大きな太鼓が天井から吊り下げられているのです。

この太鼓、実際に打ち鳴らされているんですよ!

時刻を告げる太鼓として、朝6時に6回、正午に12回、夕方6時には6回と、1日3回打ち鳴らされています。

昔から続く風習で、ますます温泉情緒が感じられますね。

ちなににこの「刻太鼓」、「残したい日本の音風景100選」に選定されているのだとか。

ぜひ時間を見計らって、聞いてみてください!

さらに、道後温泉を楽しむビュースポットがあるのでご紹介します。

それは、道後温泉本館の南にある小高い山から見る景色です。「冠山」とよばれる小さな山にある「空の散歩道」から見た景色です。

ここは道後温泉本館と周辺の道後湯之町を一望できるスポットなんです!

夜にはライトアップされ、幻想的な夜景を楽しむことができる展望遊歩道です。

昼間とはまた違った景色をチェックしてみてくださいね!

道後温泉のニュースポット!飛鳥乃温泉もチェック!

道後温泉には2017年12月にオープンしたばかりの「飛鳥乃温泉」という別館があります。

飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトだそうです。

道後温泉本館にはない露天風呂や、道後温泉本館の皇室専用浴室を再現した特別浴室もあります。

また昔の入浴方法を再現した、「湯帳」という浴衣を着ての入浴体験もできるそうです。

特別浴室は事前予約制で、利用希望日の3カ月前から電話で受け付けているので、気になる方は、チェックしてみてください!

道後温泉へのアクセス

道後温泉は愛媛県松山の中心部にほど近いところにあります。周辺には商店街や松山城など観光スポットが集まっているので、コンパクトに観光が楽しめる場所でもあります。

松山空港からリムジンバスで40分。タクシーでは30分ほどで到着します。

また、JR松山駅からですと、伊予鉄道の市内電車にのって25分ほど。

松山観光港からはリムジンバスで43分ほどです。

近くに駐車場もあるので、車でも訪れることができます。

まとめ

ただ入浴を楽しむだけでなく、建物歴史や意匠、入浴システムまで楽しめる温泉は他にはないかもしません!

道後温泉本館を中心にご紹介しましたが、周辺にも素晴らしいお宿がたくさんあります。

一風呂浴びてから、近くの商店街を、浴衣を着てぶらりと散策するのもとっても風情があってよいですよ。

道後温泉のお気に入りの楽しみ方を、探してみてくださいね!

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