JR両国駅から徒歩10分の江戸東京博物館は、江戸時代と東京の歴史や文化、生活を体験できる博物館です。江戸の黎明期から現代に至るまでの様々な変化を学ぶことができるんです。
豊富なジオラマ、原寸大の建築物、貴重や浮世絵など、楽しめるポイントがたくさんある江戸東京博物館はどんなところでしょう。
クオリティの高い1500体のジオラマがすごい
江戸東京博物館には歴史を知るための様々な展示がありますが、江戸ゾーンに展示されている1500体のジオラマは圧巻です。徳川家康が江戸に幕府を気づいてからの約400年間の時代を模型などで再現し分かりやすく紹介されています。
江戸時代に架けられた原寸大の日本橋の復元模型を始め、江戸ゾーンには江戸時代を再現した細かいジオラマがたくさん展示され人形一人一人の表情や動き、着物の柄、建物の内部まで、とにかく細かく描写されています。双眼鏡も用意されているので、いろいろな人形の細部まで見ることができます。ぜひじっくりと覗いてみてくださいね。
また1500体の中から特定の人形を探し出すゲームも用意されています。たくさんのジオラマの中から一人だけ探すのはまるでウォーリーを探せのよう。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
資料だけでは伝わりにくいものを、ジオラマによって少しでも伝わりやすくする工夫がされているんです。
もはや芸術のようなジオラマの展示内容の奥深さについつい引き込まれてしまいますよ。
見て、触って、写真を撮って、体験できる博物館
江戸東京博物館では様々な模型が展示されていて、写真を撮ったり体験できるポイントがたくさんあります。
まず最初に5階と6階の常設展示室にある原寸大の日本橋の模型。1800年代前半の日本橋のレプリカは存在感たっぷりで実際に架けられた橋と同じ木造なんです。
ちなみに日本橋は徳川家康が江戸幕府を開いた1603年に架けらたそうです。歴史を感じるこの橋を見ると写真を撮りたくなるはずです。
また、参勤交代の籠や人力車も展示されていたり、驚くほど大きな前輪の明治時代の自転車など本でしか見たことがないような昔の乗り物に実際に乗ることができたり、江戸時代の人たちが担いでいた桶や千両箱を実際に担ぐことができたりと、体験型の博物館となっていて大人気なんです。
時代劇やドラマなどではおなじみですが、これだけの重いものを持ち運んでいたなんて、昔の人たちには感心しますね。
江戸時代の庶民の生活、武家屋敷の作りなど実物大や模型の展示してあるのでたくさんの写真ポイントがありますよ。
歌舞伎小屋も実物大で再現され、絶好の写真スポットとなっていて大人気です。
来館の記念に一枚どうですか?
歴史の移り変わりを実感できる
広大な展示面積の中に江戸ゾーンと東京ゾーンの大きく二つにエリアが分かれている江戸東京博物館。
時間が経つとともに失われつつある江戸・東京の歴史や文化の保存や伝承を目的としていて、それぞれの時代を生きた人々の暮らしや文化、歴史にまつわる展示物がたくさんあります。
時代順に展示されていて、江戸の風景や町人の暮らしぶり、また東京ゾーンでは関東大震災や東京空襲などの展示や、高度成長期の団地の様子や自転車、90年代のボディコンやコギャルファッション、ポケベルやファミコンなど10~30年ほど前のアイテムも展示されていて、懐かしい気持ちにもなりますよ。
私たちも歴史の中の一人だということが実感できますね。数年後にはスマホなども展示されるのでしょうか?江戸から東京への移り変わりを知るには絶好の場所です。
様々な言語で対応してくれる外国人に嬉しいボランティアガイド
博物館には日々多くの外国人観光客もたくさん訪れます。外国人も楽しめるよう様々なプログラムも用意されています。
館内ではボランティアによる展示ガイドがいて、なんと無料で対応してくれるんです。
英語、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語で常設展示室内のガイドをしてくれるので、外国人観光客にとっては嬉しいですね。
ウェブサイトにある「ボランティア予約デスク」への電話で予約ができます。
また、外国人向けの日本伝統文化体験プログラムもあり、和妻、紙切り、曲芸など様々な体験でき、日本文化を知るきっかけにもなります。
外国人観光客に正しく日本の歴史の移り変わりを理解してもらうには絶好の場所です。
まとめ
江戸や東京の文化・歴史の移り変わりを知ることができ、様々な体験もできる江戸東京博物館。建物の形も独特で、高床式倉庫をイメージして作られているそうです。館内のジオラマや模型の精巧さや細かさには感動し見入ってしまいます。
子供から大人、外国人の方含めだれでも楽しめ、ここでしか味わえない空間がひろがっています。自分が歴史の中の一人だということを実感できると思います。
あなたもぜひ江戸東京博物館に訪れてみてください。
記事の代理投稿・編集作業をメインに行っています。訪問者の皆様に役立つ情報をお届けします。当サイトの理念はこちら>>