今は多くの国際線が行き来する羽田空港ですが、成田空港ができてからしばらくは、一部を除き国内線のみの空港でした。
その後、さまざまな整備・拡張を経て、2010年に国際線ターミナルがOPEN。
それ以降、東京の玄関口として日々進化を続けています。
今回はそんな羽田空港でも国際線ターミナルのお楽しみスポットをいくつかご紹介します。
ご自身の旅行や出張の際の空き時間や、お家族ご友人のお迎えで時間ができた時にぜひ行ってみてください。
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プラネタリウムカフェ Starry Café

羽田空港5階、国際線出発ロビーから展望デッキと同じ階まで上がって右手側「COOL ZONE」のゲートをくぐった突き当りにプラネタリウムカフェ Starry Caféがあります。
その名のとおり、プラネタリウムの中で飲食を楽しめるレストランです。
経営は、カフェバーチェーンで有名なPRONTO。
料理のお味は間違いないですね。
店内はプラネタリウムと普通席に分けられていて、普通席なら入場料なしで、普通のカフェとして利用できます。
プラネタリウム利用の場合、金額は、入場料大人¥520、子供¥310に加えて、1ドリンクオーダー制。
週末やお昼時は少々混みあいますが、ピーク時間を外せばすんなりと入ることができます。
上映されているプログラムはすべてが星に関連するものではなく、10~15分程度のアニメやアーティストの映像作品で、お子様も飽きずに楽しめる内容になっています。
普通のプラネタリウムだと飲食禁止なところがほどんですが、ここでは食べたり飲んだりしながら楽しめるのがいいですね。
星を眺めながら、おいしいご飯を食べる。
ほの暗い空間でデートにはぴったりですね!
フライトシュミレーター

プラネタリウムカフェと同じく国際ターミナル5階、TIAT Sky Roadには、航空会社のモデルプレーンやパネルが展示してあるのですが、その一角で飛行機の操縦を体験できるフライトシュミレーターがあります。
¥200~¥300円(機械によって金額が異なります)で、初級から上級までコースが選べるのですが、初級でも難しい!
飛行機が軌道をそれると警告音が鳴り響くのですが、その音でさらに焦って、私の飛行機はそのまま海へ不時着しました。
子供向けのかわいらしい機体から、座席が動きより臨場感のある体験ができる機体までそろっているので、子供から大人まで楽しめる楽しいスポットです。
展望デッキ

空港の魅力というと、やはり展望デッキは外せません。
世界中の旅客機を堪能できるのも国際線ならではですね。
羽田空港国際線ターミナルの展望デッキからは、スカイツリーと東京タワーが同時に見ることだ出来、天気が良ければディズニーランドのプロメテウス火山も確認することができます。
羽田空港国際線の展望デッキは24時間営業なので、夜の空港を楽しむのもよいですね。

羽田空港国際線の出発ロビーにいるとひときわ目を引くこの「日本橋」。
江戸時代に日本橋にかけられていた実際の日本橋の半分の大きさで復元されています。
背景には、江戸図屏風の一部が掲出されていて、江戸当時の人々の生活を覗き見ることができます。
特に海外の人には人気なふぉろスポットになっています。
自販機で買える絵馬

はねだ日本橋を渡りきったところにある「お祭り広場」には、ずらりと縦長の絵馬が並んでします。
国際空港らしく、世界各国の言語で書かれていて、見ているだけで楽しくなってきますね。

この絵馬、実は自販機で売られているのです!1枚500円。
飛行機で日本を飛び立つ前に、はねだ日本橋で旅の安全を祈願するのもよいですね。
日本を満喫できる江戸小路

国際線の4階は、江戸の町並みをイメージした「江戸小路」と呼ばれるエリアです。
出発前の空き時間をここで過ごす人は多いのではないでしょうか?
今回は私のおすすめを2つご紹介します。
ずんだ茶寮のずんだシェイク

ずんだとは、枝豆のことで、東北地方では枝豆をゆでてすりつぶし、砂糖を混ぜて餅に絡ませたものを「ずんだ餅」として昔から食べられてきました。
ずんだ茶寮ではそんなずんだ餅をはじめ、ずんだを使ったスイーツを扱っています。
私がいつも飲んでしまうのは、ずんだシェイク。
ほのかな甘みとずんだのツブツブ感がクセになります。
茶寮 伊藤園

ずんだと併せて私がいつも立寄ってしまうのが、茶寮 伊藤園。
赤い野点傘と緋毛氈を敷いた椅子、日本らしい空間に、海外のお客さんも足を止めていることろをよく見かけます。
お茶で有名な伊藤園なので、メニューも“お茶”にちなんだ日本らしいもの。
煎茶やほうじ茶、お茶のラテなどの飲物と、ぜんざいやパフェ、あんみつには抹茶やほうじ茶味のソフトクリームが使われています。
あまいものが苦手という方は、焼きおにぎりのお茶漬けがお勧め。
最中の中にはお出汁が入っていて、最中をふやかしながら食べるのも楽しいです。
小銭が余っていたらガチャガチャコーナー

日本での旅行を楽しんだ後、お札は再度換金できますが、小銭は換金できない場合がほとんどです。
小銭がたくさん余ってしまったけど・・・というときは、5階もしくは3階にあるガチャガチャコーナーをのぞいてみてください。
海外の方には「安い!なのに、クオリティ高い!」と人気のガチャガチャ。
ついついお子様だけでなく、大人まで夢中になってしまいそうですね。
以上、私のご紹介する羽田空港の楽しみ方でした!
海外からのお客さんも年々増える中、羽田空港も日々進化を続けています。
旅行の予定も出張の予定もない!という人も、目的地として羽田空港に訪れてみてはいかがでしょうか?
■羽田空港
東京都大田区羽田空港
国際線ターミナルHP

東京在住。学生時代は6年間アメリカに住んでいました。現在は、東京シティガイドや通訳案内士の資格を保持しながら、インバウンド観光プロモーションの仕事しています。趣味はカメラ、旅行・街歩き。私の大好きでお気に入りの東京の観光スポットを紹介します!