明治神宮は大都会の神秘の杜!ここは本当に東京?

明治神宮
Photo by Shinji-明治神宮

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を祭神としてお祀りしている日本を代表する神社の一つです。

神社本体と御苑を有する内苑、聖徳記念絵画館を中心として多数のスポーツ施設を持つ外苑、結婚式やセレモニーを行う明治記念館という三か所の施設で、明治神宮は構成されています。

今回は明治神宮の本体である内苑をとりあげ、5つのポイントからその魅力をお伝えしていきます。

明治神宮は大都会のグリーンアイランド!

明治神宮
Photo by Nakao T – 明治神宮

ビル群の真ん中に大きく広がる深い緑…まるで海に浮かぶ島のよう。これが明治神宮の全景です。

東京ドーム約15個分の広さを持つこの神社は、東京の渋谷区にあります。場所は山手線原宿駅の目の前、徒歩3分の近さです。

線路の向こう側には竹下通りや青山、表参道というファッションや流行の発信地がありますが、そもそも「表参道」は、明治神宮の「表玄関」への「参詣道」という事で整備された大通りなのです。

由来を聞けば納得ですが、こんなに大きな森が都心の真ん中に存在しているのは、ちょっと驚きですよね。

それではこの明治神宮の「森」に入ってみましょう!

明治神宮
Photo by vr4msbfr – 明治神宮

どうですか?これが明治神宮の参道です。

荘厳で、まるで太古からの森のようですが、実はこの森林、「永遠の森」をテーマとして大正時代に日本全国から10万本を超える献木で作られた人工植樹の森なのです。

鬱蒼(うっそう)とした木々に覆われた道に一歩足を踏み入れると、清々しい空気に包まれ、心が和らぎます。

たとえ真夏の太陽が照り付ける時でも、此処では木々が灼熱の日差しを遮ってくれて、涼しく感じられます。

参道には砂利が敷き詰められていて、一足ごとに踏みしめるとザクっという感触が。舗装された道とは違う独特の感覚が味わえます。

境内までは距離があるので、ちょっとした散策にはピッタリ。参詣者や観光客が少ない朝が特にオススメです。

ただヒールが高い靴は、砂利で傷が付いたり足を取られたりするので、スニーカーや歩きなれた靴を履かれた方が良いですよ。

外国人観光客にも大人気!神社ならではの伝統行事①

Meiji Shrine: Hatsumode
Photo by Dick Thomas Johnson – Meiji Shrine: Hatsumode

「この沢山の人は何?」

静けさが漂う森からは、想像がつかない光景に驚かれたかもしれません。これはお正月の初詣の風景です。

何を隠そう明治神宮は、毎年のお正月三が日の参拝者数が300万人を超える初詣客日本一の神社なのです。

ご利益は世界平和、家内安全、社運隆盛、縁結び、合格祈願…などなど沢山、はかり知れません。

ちょっと時間はかかりますが、家族や仲の良い友人達と人混みにもまれながらお参りするのも、日本のお正月の楽しみの一つです。

Photo by miya-aki – 明治神宮

参道の途中には、全国の醸造所から奉納されている200を超える日本酒の菰樽が陳列されています。そしてその向かい側には、ブルゴーニュの醸造元から送られたワイン樽も展示されています。
「日本酒は何となく理由が分かるんだけど・・・ワインはなぜ?」

それは日本の伝統を守りつつ、近代化を推進していた明治天皇が、ワインも好まれて飲まれた事に由来しているのだそうです。

日本酒の樽は、ブランド名を書と絵を組み合わせた独特のデザインで描いたものが多く、その華やかで独特の雰囲気が外国の方には受けるようです。

こういう珍しい資料を見たり、記念写真を撮ったりしてお友達とワイワイ話をしていたら、待ち時間もあっという間、楽しく過ごせそうですね。

他にも、1月の大相撲の力士による奉納土俵入りや、秋の例大祭で奉納される古典芸能や流鏑馬など、明治神宮では季節毎に様々な行事があります。

どれも普段は目にする事がない特別な催しで、外国の方にはお勧めです。神社のホームページの催事案内などを参考にしてください。

幸せを分けてもらえるかも!神社ならではの伝統行事②

Meiji Wedding
Photo by alex de carvalho – Meiji Wedding

明治神宮では、神前での結婚式が年間を通じて数多く執り行われています。神主や巫女に先導された和服姿の新郎新婦は晴れやかで、見ているこちらも素敵な気分に包まれます。

大安吉日やジューンブライドの六月などは遭遇できるチャンス大!幸せのおすそわけをもらいましょう。

他にも生まれて間もない赤ちゃんのお宮参りや七五三など、子供の健やかな成長と幸せを願って神社に参詣する風習が日本にはあります。

特に七五三は一生の記念にと有名な神社に参詣する事が多く、明治神宮もその一つです。

この時期は可愛く着飾った子供たちと、嬉しそうなご家族のほのぼのとした姿が境内のあちこちで見られます。

でも、あまり近くで写真を撮るのはマナー違反なので、ちょっと離れたところから暖かく見守ってあげて下さいね。

明治神宮の庭 御苑① パワースポット!清正井

明治神宮
Photo by Wei-Te Wong – 明治神宮

ここで少し、明治神宮の庭園である明治神宮御苑とその見どころをご紹介します。

神宮の庭園である御苑は、元々戦国時代の武将で築城の名手、加藤清正の屋敷でした。

加藤家が断絶した後は、井伊家の下屋敷が置かれ、明治になってから宮内省の管理となり、代々木御苑として皇室の庭となりました。そして明治神宮が造営された後、神宮の庭園として明治神宮御苑となったのです。

まず、初めにご紹介するスポットは、都心では珍しく毎分60ℓもの水が自然に湧き出る湧水の井戸です。

井戸には清正が自ら掘ったという言い伝えがあり、そこから「清正井」と呼ばれています。

この井戸を見ると運気が上がる、写真を携帯電話の待ち受けにするとパワーをもらえるという話が広まり、今では都内屈指のパワースポットとして行列ができる程の人気です。

井戸の水に直接手を触れることは出来ませんが、こんこんと湧き出す澄み切った水は、見ているだけで心が洗われるようです。

朝のお参りが最もご利益があるそうです。ぜひ一度早起きしてチャレンジしてみませんか?

明治神宮の庭 御苑② 花菖蒲は圧巻の美しさ

花菖蒲 明治神宮
Photo by shuzo serikawa – 花菖蒲 明治神宮

代々木御苑として皇室の庭となってから、明治天皇は昭憲皇太后の為に御苑に花菖蒲を植えられ、それが今では150種1500株もの花が咲き競うようになりました。

中には、江戸時代に作られた「都の巽」などの貴重な品種などもあり、日本でも屈指の花菖蒲田となっています。

菖蒲の開花時期には簡易テントの休憩所が設置されたりして、ゆっくり花を観賞できます。一面に広がる白と紫の花々には、感動する事間違いなしですよ!

また期間中、明治神宮文化館内のレストランでは花菖蒲にちなんだ季節限定メニューも用意されているそうです。 これもまた散策の楽しみの一つですね。

5月から6月の見頃の時期になると、明治神宮のホームページで開花時期や花の見頃のお知らせが掲載されますので、それらを参考にぜひ足を運んでみてください。

明治神宮へのアクセスと周辺施設

明治神宮は、JR山手線原宿駅の表参道口もしくは東京メトロ千代田線・副都心線の明治神宮前駅駅から徒歩3分のところに表参道があります。

またJR山手線代々木駅、もしくは都営大江戸線代々木駅、東京メトロ副都心線北参道駅からは北参道口が近いです。

さらに小田急線の参宮橋駅からは西参道が最寄となります。

ただ私からのおススメは、何といっても原宿駅からの表参道口です。一歩足を踏み入れると都会の喧騒が消えてゆく体験を、ぜひ体感してみてください。

参拝時間と入園料など

明治神宮
Photo by othree – 明治神宮

明治神宮は日の出とともに開門し日の入りに合わせて閉門するので、その月によって参拝時間が異なります。

明治神宮のホームページには月毎の時間が掲載されていますので、早朝のお参りを希望される方は時間をお確かめの上お出かけください。

因みに12月31日の大晦日は終夜の参拝が可能です。

また明治神宮への参詣は無料ですが、神宮御苑や貴重な資料を展示する明治文化館内の宝物展示室は、施設維持協力金として一律500円の入場料がかかります。

詳しい情報は、明治神宮の公式ホームページからご覧ください。

参拝時間
http://www.meijijingu.or.jp/sanpai/index.html

明治神宮
http://www.meijijingu.or.jp/

まとめ

ここまで読んでいただいて、如何だったでしょうか?

季節によって様々な顔を見せてくれる明治神宮は、まさに都会のオアシスですよね。

ちょっぴり都会の生活に疲れたら、明日にでも明治神宮を訪れてみませんか?

何の準備もせず飛び込んでも、生い茂った木立があなたを包んで、静寂の世界へといざなってくれるでしょう。リフレッシュしてパワーをもらえる事は確実です!