京都旅行のおかげで人生のどん底から救われました。

初めまして、Moppyです。

Thanks Japan.comの管理人をやっております。

当サイトに初めて来られた方は、
私のことをよく知らないと思いますので自己紹介をさせていただきます。

私は現在23歳です。
1994年に石川県の小さな町で生まれました。

幼い頃に両親が離婚。父親のいない少年時代を過ごします。
ですが、母親が全国各地へ旅行に連れて行ってくれたおかげで、
寂しさを紛らわすことができていたと思います。

この頃から旅行が好きになりましたね。
行く場所すべてが新鮮でワクワクしていました。

それでも、友人が父親の話をしたり
両親と一緒にいるところを見ると辛かったです。
心にぽっかりと穴が空いたような感覚が延々と続いていました。

中学時代はテニスの練習に打ち込み、地区大会で優勝、
全国大会に出場するなどテニス中心の生活を送る日々。
引退後は高校受験に向けて、休む間も惜しんで勉強に励みます。

しかし受験の失敗によって、思い描いていた高校生活は、
ガラガラ・・・。と音を立てて崩れていきました。
不思議なことに悲しい気持ちにはならなかったのですが、
“落ちた”という事実を改めて受け入れた瞬間、
目の前が真っ暗になりました。

高校生のときには対人恐怖症の影響で不登校が続き、
あと1日休めば卒業ができなくなるところでした。

社会に出られるか分からない状態に陥りましたが、
なんとか乗り越えて無事に就職することに。

その後は社会人として5年を過ごし、
今では1人で組織を動かす経営者になりました。
人生何があるか分かりません。

ざっくりとですが、こんな感じの人です。

当サイトを立ち上げたのは、2017年9月18日のこと。
企画を立てたりメンバーの募集などはその2ヶ月前から行っていました。

 

それではここからは、
社会不適合者になりかけた私が、

なぜ日本の観光情報を発信するメディアを運営しているのか

気になる方もいらっしゃると思いますので、その経緯をお話します。

 

Thanks Japan.comをつくったきっかけ

当サイトをつくろうと思ったきっかけは、友人との旅行にあります。

あれは、4年前、18歳の春のことでした。

 

高校を卒業して間もなかった私は、
特に進路を決めることもなく自動車学校に通いながら何となく生きていました。

免許を取得したあとは、求人を眺める毎日。
そんな日々が1ヶ月ほど続き、私は以前から興味のあった音響関係の会社に就職。
正直、今までの学校生活でも何とかなってきたから今回も大丈夫だろうと思っていました。

しかし、そこで待ち受けていたのは、現実社会の厳しさです。

入社して2日目で客先に出向いて挨拶をしたり、実際に作業をしたりと、
今までアルバイト経験すらなかった私にとっては、辛く厳しい体験でした。

常に上司と隣り合わせで緊張の連続。休む暇なんてありません。

でもそんな苦労も束の間。

 

入社して1週間後、

私は会社をクビになりました。

 

「もう来なくていいよ。」

社長にそう言われたのです。

 

「え・・・?」

 

今まで味わったことのないほどの衝撃でした。
出社していきなりのクビ宣言。
頭の中がパニック状態になりました。

言われたことはちゃんとやっていたし、迷惑をかけた覚えもありません。

ちなみに理由は今でも分からないままです。

今思えばそこで食い下がっていれば、そこで働けていたのかもしれませんが、
弱かった私にそんな余力は残っていませんでした。

 

打たれ弱かった私はしばらく落ち込みます。
部屋に引きこもってしまい、

「社会に出るってこんなに辛いことなの?」

と、何度も現実逃避しそうになりました。
もともと自信がなかったのにさらに自信をなくしてしまい、
就職活動に恐怖を感じていました。

そして、誰かに慰めてもらいたくて、
悩みを吐き出すアプリを利用して「クビになった」と投稿していました。

 

それから5日くらい経った頃でしょうか。
仲の良かった友人から

「最近何してるの?ちゃんと就職できた?」

と聞かれたので

「1週間で会社クビになった・・・」

と言ったら笑われましたね。
悔しかったけど怒る気力もありませんでした。

その友人は、私が不登校だったことや卒業後の進路を決めていなかったことを知る、数少ない理解者でした。

そして、しばらく他愛ない会話をしていると友人から

「じゃあ旅行に行かない?気分転換になるよ!」

と、言われたことをきっかけに京都へ行くことになります。
最初は乗り気ではなかったのですが、このままでは復帰できなくなると思い、
勇気を出して家から飛び出しました。

その旅行が私の心の壁を取っ払ってくれたのです。

 

伏見稲荷大社
Photo by Moppy – 早朝の伏見稲荷大社

これがその時の写真です。
早朝5時くらいだったので人も少なく、ゆっくりと観光できました。

伏見稲荷大社 帰り道
Photo by Moppy – 帰り道

帰る頃には観光客がちらほら。
この日は嵐山や南禅寺にも行きました。

私は風情ある町並みや神社仏閣の雰囲気が大好きです。
京都旅行は時間を忘れてしまうくらい楽しかったことを覚えています。

 

京都旅行を経て・・・

雄大な景色や歴史的な建造物を見ていると、
自分の悩みがいかにちっぽけなものなのか思い知らされました。そして、

「日本にはこんなに素晴らしい観光資源があるんだ!」

と分かっただけでも旅行に行った価値はあったと思います。

このときから、私にとって旅行は、生きるための理由の1つになっています。綺麗な景色を見るために仕事に励んでいると言っても過言ではありません。

会社をクビになって人生に絶望していましたが、旅行がきっかけで救われました。

再就職を経て今では、複数のWebメディアを運営したり、経営に携わったり、
親に車をプレゼントしたりと、昔の自分が見たら驚くようなこともやっています。

自分を変えるきっかけは人それぞれだと思いますが、旅行は間違いなく最高の手段です。

綺麗な景色を見ると感動しますし、嫌なことなんて忘れられます。
旅館に行って温泉に入れば疲れもどこかへ飛んでいきます。
さらに、リラックスした状態だと面白いアイデアが出てくるので良いこと尽くしです。
(そのアイデアが旅行資金を生んでくれたりなんてこともしばしば・・・)

ちなみに心理学の観点で言うと、非日常的な体験をすることは心のリフレッシュになります。
だからこそ、何かに行き詰まった時は旅行をするべきなのです。

 

最後に

日本には、まだまだ魅力的な観光資源がたくさんあります。
ずっと住んでいる日本人ですら知らない場所が山のようにあるのです。

だからこそ私は、日本の歴史や文化、観光地など
日本の魅力を世界中の人に広めたいのです。

そんな想いから、私は Thanks Japan.com を立ち上げました。

そして、私のように旅行がきっかけとなって、
悩みや不安を解消できたり、自分の壁を乗り越えられる人が
1人でも増えてくれたら大変嬉しく思います。

以上、Moppyでした。

 

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