迫力の渦潮を見に行こう!「大鳴門橋」と周辺の見どころは!?

Writer
そうちゃん

中国地方在住のアラサーOL。絶景とおいしい食べ物が大好きです。日本史も好きなので、歴史に詳しくない人にも、わかりやすく観光地の成り立ちを紹介していきたいです。特に瀬戸内地域のローカルな魅力を海外の人に伝えていければと思っています。

巨大な渦潮とその上にかかる大きな橋!

ポスターや観光パンフレットで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

大鳴門橋は徳島県鳴門市と兵庫県あわじ市にかかる大きな橋です。

徳島県を代表する観光地の一つとなっているこの橋。橋桁下部に設置されている遊歩道を進むと、鳴門海峡のパノラマや足元から鳴門の渦潮を望むことができます。

大鳴門橋と鳴門の絶景スポットをご紹介します!

大鳴門橋はなぜできた?夢の架け橋とよばれたワケ

大鳴門橋の全長は1629メートル。約9年の歳月と約1千億円の工事費を費やして昭和60年6月に完成しました。

鳴門海峡はわずか1.6キロメートルほどの距離ですが、潮が早く、渡ることは難しく物流にも大きな影響がでていました。また、天気が悪い時などは本州との行き来に住民は苦労していました。

鳴門海峡に橋を架けることは周辺の人々にとっては、切実な願いだったのです。

古くは大正3年までさかのぼりますが、地元出身の政治家が衆議院に「鳴門海峡に橋を架ける議案」を提出しました。しかし当時の日本には橋をつくる技術がなかったため、工事が始まることはありませんでした。

道路の下に鉄道が走る計画も?大鳴門橋のヒミツ

戦後になり、大鳴門橋の工事の計画は、何度も練り直されました。

大鳴門橋の着工は1976年ですが、オイルショックにより着工が延期されたり、道路単独橋とするか、鉄道部分も併設して、鉄道と道路の供用の橋にするかなどで国と自治体でもめたりもしたようです。

完成までには、紆余曲折もあった大鳴門橋ですが、昭和60年に完成しました。

道路の下を鉄道を走らせる計画は、四国新幹線を敷く予定だったよう。しかし、計画は実現せず、現在は渦潮を観察できる「渦の道」という観光施設になっています。

周辺地域の人々にとってはまさに「夢の架け橋」だった大鳴門橋。完成したことで、経済の活性化など大きな効果をあげることになりました。

日本の道100選にも選ばれました!

大鳴門橋は瀬戸内海国立公園および名勝に指定された鳴門海峡にふさわしい景観をもつ道路として開通から2年後の昭和62年8月10日の道の日に「日本の道100選」にも選ばれています。

これは旧建設省と「道の日」実行委員会が制定しているものです。

日本の道100選に選ばれたことを記念する顕彰碑は大鳴門橋架橋記念館の前にあります。

大鳴門橋の歴史は記念館で詳しく知ろう!

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ざっと橋の歴史を紹介してきましたが、大鳴門橋のすぐ近くにある「大鳴門橋架橋記念館エディ」では大鳴門橋に関する資料や渦潮に関する資料がたくさん展示されています。

また、子ども向けのアミューズメント体験もできるので、ファミリーで楽しめます。

こちらの記念館は2018年3月にリニューアルしたばかり。

360度のシアターに4Kの大迫力・高精細の映像を投影し、臨場感あふれる環境で徳島の自然や阿波踊りなどの文化を体験できます!VRや体験シミュレーターもあります。

パノラマ展望では、鳴門海峡や大鳴門橋の雄大な眺めはもちろん、よく晴れた日には、太平洋側の和歌山県や瀬戸内海の小豆島まで見渡せます!

ゆったりと流れる時間を感じられますよ!

「渦の道」で海上散歩!渦上45m!

「渦の道」は鳴門海峡に架かる「大鳴門橋」の車道の下に作られた海上遊歩道。左右に鳴門海峡の雄大な景色を眺めながら、海の上のお散歩を楽しむことができます。

道の途中には4カ所床がガラス張りになっている場所が…。海上45mのガラス床からのぞき込む渦潮は吸い込まれそうでスリル満点です。

また、遊歩道の左右両側が、橋本体への風圧の影響を軽減するため、フェンス状の網構造になっています。

遊歩道の長さは450m。途中で疲れてしまっても大丈夫!途中4カ所に休憩所もあります。

全長450mの遊歩道の先端にある展望室にもぜひ行ってみましょう。大鳴門橋の橋桁空間を利用した回遊式になっていますよ。

橋から見た後は…観潮船で渦潮を間近でみよう!

大鳴門橋から鳴門海峡・渦潮を見たあとは、観潮船に乗って渦潮を見てみましょう。鳴門では、鳴門観光汽船やうずしお汽船などの船が出ています。

私が利用したのが、鳴門観光汽船。こちらでは2つの観潮船があります。

大型観潮船「わんだーなると」

1つ目は大型観潮船「わんだーなると」。

所要時間は約30分で40分毎に運行されています。運賃は大人が1800円、こどもが900円です。こちらは予約が必要ないので、当日の参加もOK!

大きな船でゆったりと渦潮の真上まで進みます。

小型船に比べて揺れが少ないので子ども連れは安心できますね。

小型水中観潮船「アクアエディ」

もう1つが小型水中観潮船「アクアエディ」です。

所要時間は25分で30分毎に運行しています。こちらは予約が必要なので、事前に忘れずに申し込みしましょう。運賃は大人が2400円、子どもが1200円です。

「アクアエディ」は水面下1mの展望室から海中のうずの様子を間近で見られるのが特徴。上から見る渦潮とは全く違いますし、渦潮の仕組みなどがよくわかりますよ!渦潮との距離が近いのも特徴です!

旅のスタイルに合わせて選んでみてくださいね!

どうせなら迫力の渦潮が見たい!ベストタイミングは?

せっかく鳴門に来たならば、大きな渦を見たいですよね。

実は、渦潮はいつでも見られるという分けではないんです。

実際、私が行ったときも観潮船から渦潮を見ることはできましたが、すぐに消えてしまったり、大きさが大きくなかったりしました。

渦潮のベストタイミングを知るためにはどうしたらよいでしょうか?

観光協会やうずしお観潮船のホームページを見れば、月間潮見表というのが出ています。

この潮見表は、鳴門海峡における潮流の北流時(満潮)と南流時(干潮)の最速時刻を示してあります。満潮や干潮時の前後1時間半までが渦の見える時間。天候により前後1時間ほどしか見えない日や、前後2時間ほど見える日もあるとか。

さらに、大潮の時は、渦潮期待度が大の日!大潮とは、潮の干満差が最も大きい状態で、新月や満月の前後数日間のことだそうです。

観潮にとってもおすすめなので、旅行の計画をたてるのに参考にしてみてくださいね。

アクセス

大鳴門橋は徳島市内から車で30分ほどの場所にあります。高速道路の最寄インターチェンジの鳴門北からは5分程度で到着しますよ。

路線バスでは徳島駅から80分。鳴門駅から鳴門公園までは25分ほどで行きます。

飛行機で徳島入りする場合は、徳島阿波踊り空港からは40分ほどです。

周辺の美術館やその他の観光施設もめぐる場合は、車が一番よいでしょう。個人旅行の場合は、レンタカーを徳島駅で借りて向かう人が一番多いようです。

「渦の道」へ車で向かう場合は、鳴門公園駐車場に車を止めて歩いていくのがベスト。渦の道には駐車場がないので、有料の駐車場にとめましょう。

まとめ

本州と四国をつなぐ大事な橋である大鳴門橋。通ってみるのもよし、渦の道から迫力の渦潮を見るもよし。

観潮船に乗って、渦潮とともに頭上にかかる壮大な大鳴門橋を堪能するもよし!

様々な楽しみ方ができます。期間限定でライトアップもされているので、こちらも幻想的でおすすめです!