“佐渡島”という名前を聞いて、日本人がまず思い出すのは”島流し”でしょう。
罪を犯したり偉い人の怒りを買って流罪となった人たちが流された島です。
こう聞くと何やら恐ろしい監獄島のような場所かと思うかもしれませんが、実は独特の文化や景観、グルメを楽しめるとても素晴らしいスポットなのです!
今回は、
「そもそも佐渡島って何があるの?」
「佐渡島って調べてみたけど結局どのスポットに行けばいいのかわからない…。」
という方のために、おすすめのスポットやグルメ情報をまとめました!
佐渡島でしかできない体験を見つけに行きましょう♪
Contents
”日本の縮図”と呼ばれる佐渡の歴史スポット3選

佐渡島では、流罪で流されてきた貴族たちが伝えた貴族文化、金や銀の鉱山の発展によって奉行や役人たちが持ち込んだ武家文化、北前船によって商人たちが伝えた町人文化が育まれ、その様子は”日本の縮図”と呼ばれています。
国内の他の観光地では見ることのできない独特のスポットもたくさんあります。
その文化を深く学べるおすすめスポットを3つご紹介します!
宿根木

宿根木は、海に面したかつての船大工の街です。
現在は国の重要伝統的建造物群保存地区となっており、かつて北陸地方と近畿地方を行き来する北前船という船の寄港地として栄えました。
2階建ての木造の家屋がびっしりと立ち並び、路地は人がやっとすれ違うことができる程の狭さです!
たった1ヘクタールの面積に110戸もの家屋が並んでいるので驚きです。
外観がそっくりの家屋がズラリと並ぶ様子はまるでファンタジー映画のセットのよう…。
シンプルな外観とは違って、中は漆を使った豪華な造りになっていたりします。
今も人々が住む宿根木ですが、数件のお家は観光客のために公開されていて、「三角家」という、名前の通り三角形のユニークな家の内部も公開されています。
北沢浮遊選鉱場跡

北沢浮遊選鉱場跡は、もともとは金銀の採集に利用されていた施設で、その見た目はまるでラピュタのようだと密かに人気のスポットです。
私はカンボジアのベンメリア遺跡のようだと思っています!
かつては東洋一の浮遊選鉱場とうたわれていましたが、金の採掘量の減少やなどによって第二次世界大戦後には閉鎖されてしまいました。
その後施設は利用されることはなかったのですが、その間に木々や草が建物をびっしりと覆っていき、現在の姿になりました!
敷地や建物の規模から、かなり近代的で働く人も多かったであろう建物が、約半世紀の間にこんなに緑茂るスポットになってしまうなんて、どこか人間の営みの儚さみたいなものを感じますね。
日本でも他では目にすることのできない独特の風景です。
夜のライトアップもおすすめですよ!
ちなみに、佐渡西三川ゴールドパークというところで砂金採り体験もできます。

佐渡奉行所

佐渡奉行所は、江戸時代に建てられた奉行所(警察署と裁判所が一緒になったものと考えてください)で、火事で焼失しましたが2000年に復元されました。
復元とはいえ内部の展示はかなり細かいところまで復元されていて見ごたえがあり、かつて金銀の選鉱を行っていた場所を見ることができます。
実際に体験しながら選鉱の様子を学ぶこともできますよ。
ここでしか見られない!自然スポット3選

周りを海に囲まれた佐渡島は、独特の自然風景も見逃せません!
特におすすめなのが次の3つです。
たらい舟体験

新潟の美しい海を、洗濯桶のような”たらい”に乗ってめぐる体験です!
岩礁や入り江が多い佐渡島の海では従来のような船では漁がしづらく、小回りと安定性に優れた洗濯桶に乗っての漁が始まりました。
まるで冒険の旅に初めて出る勇者のような気持ちを味わえますよ!
大野亀

こちらはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて2つ星を獲得した名所です!
標高167mの一枚岩が海に突き出していて、その圧巻な姿だけでも必見のスポットなのですが、特に人気なのが5月下旬~6月下旬の「トビシマカンゾウ」が咲く時期です。
緑に覆われた巨岩と青い空、青い海に黄色い百合のような花がとてもよく映えて、まさに絶景です!
トキの森公園

「中国といえばパンダ」というように、その国や地域のシンボルとなる動物は各地にいますが、日本の場合は「トキ」という鳥がそれにあたります。
かつては日本全国で生息していたトキですが、明治以降の乱獲や農薬による獲物の減少でその数は激減し、やがて野生のトキは絶滅してしまいます。
現在日本で見られるトキは保護飼育下にあるもので、国内では時々トキの繁殖の様子についてニュースにもなっています。
日本の動物園などでもみることのできない貴重な鳥なので、佐渡に来た際にはぜひ訪れてみてください!
美食の島・佐渡を食べつくそう!おすすめグルメ3つ

佐渡には果物、野菜、海産物などなどおいしい自然の恵みがたくさんあるのですが、その中でも特に味わってほしいのがこの3つです!
日本酒

新潟県は美味しいお米の生産地として有名なのですが、それはつまり日本酒もおいしいということ。
もちろん新潟県にある佐渡島もその例にもれず、島内に5つある酒蔵では絶品の日本酒がつくられています!
佐渡島の日本酒は、口に入れた時の豊かな香りと、キリリと舌が締まるような感覚の辛口が特徴で、佐渡島の海産物とよく合います。
各酒造のお酒を飲み比べて、お気に入りのお酒をみつけましょう♪
ブリをはじめとする海産物

新潟の、とりわけ佐渡の海産物は天下一おいしいです!
エビ、カニ、牡蠣、イカなど身が締まって甘みも旨みも凝縮された海の幸は、あの築地市場でも味わうことはできません。
しかも東京や大阪では考えられない程安いのです!
特におすすめなのはブリで、こんなに脂がのったブリは他のどの地域でも食べられないでしょう…。
特に11月~1月のブリがお勧めです!
佐渡では「長三郎鮨」と「すしやまるいし」という寿司屋が特に人気です。
佐渡牛
実は仔牛の産地としても有名な佐渡島。
佐渡牛は数が少なく希少なため、日本国内でもお目にかかれることは殆どありません。
肉の風味が濃厚で、甘い脂が口の中でジュワッととろける素晴らしいお肉です!
「こさど」という島内のレストランでは佐渡牛のステーキが食べられます。
120gで3800円という高めのお値段ではありますが、奮発して日本の美味しいお肉を味わってください!
300gのジャンボハンバーグもおすすめです(値段も1500円程とリーズナブルです)。
佐渡島のおすすめイベント

佐渡島で行われるイベントでおすすめなのが「能・仕舞体験」です!
椎崎諏訪神社で行われるこのイベントは、日本の伝統文化である能と仕舞(お面と装束を着用しないで舞う能のこと)の体験ができます。
基礎知識を学んだあと、能舞台に立って扇の使い方やすり足の作法を学べます。
東京や京都でも、歌舞伎などの日本文化を鑑賞はできても「体験する」というのはなかなかできないので、とても貴重な経験になりますよ!
4月から9月にかけて開催されていて、朝10時集合で所要時間は1時間程、参加費は大人2000円、子供1000円です。
7日前の17時までに予約しておく必要がありますのでお忘れなく!
佐渡島へのアクセス
佐渡島へ行くには、まずはJR新潟駅へ向かいます。
新潟駅に到着後、連絡バス(新潟交通の佐渡汽船線です)かタクシーで新潟港へ行きます。
バスもタクシーも新潟駅の万代口から出ていて、バスだと片道210円、タクシーだと片道1200円程です。
新潟港から船に乗って佐渡島の両津港に到着します。
新潟港からは「カーフェリー」と「ジェットフォイル」という2種類の船が出ていて、カーフェリーだと片道2時間30分、ジェットフォイルだと片道65分で両津港に行けます。
料金は、カーフェリーの2等席で片道大人2380円(子供1190円)、ジェットフォイルで片道大人6390円(子供3200円)です。
船との接続にもよりますが、東京・大阪から両津港まで3時間30分~5時間ぐらいで着きます。
おすすめ宿泊プラン
島内の観光についてですが、できるだけ1泊2日でプランを考えるのをおすすめします!
佐渡島を小さな島だと勘違いして観光する方が多いのですが、実は面積は東京都の約半分もあるかなり大きな島なのです…。
各スポット間の移動時間も1時間程かかるので、1日に3~4スポットをみるので精いっぱいでしょう。
プランニングの際は十分ご注意くださいね!
まとめ

新潟県は日本でも今一番ホットな観光地の一つですが、特に佐渡島で体験することや味わうことができるものは、日本の他の地域ではなかなか楽しむことができません。
ガイドブックなどでの情報量はまだまだ少ないかもしれませんが、だからこそ自分の目で佐渡の素晴らしさを発見した時の喜びは計り知れないものになります!
今度のお休みは、佐渡島にぜひ行ってみてくださいね♪

旅行大好きアラサー女性。拠点は関西。お気に入りの旅先は国内なら新潟と高知、海外ならモロッコとスペイン。のんびりリラックス旅、観光重視アクティブ旅、なんでもござれ。色んな人がワクワクした気持ちになってくれたらいいなと思っています。