何度でも見に行きたい!北海道「白金青い池」バスを使った行き方も紹介

Photo by 三井華 in September 4, 2018

私は、北海道3回目のリピーターです。

前回、大雪山の登山をしたときに、「青い池」が近いと知っていましたが、時間がとれず次回送りに。そこで今回、憧れの「青い池」に行ってきました。

本当に青かったのでしょうか。

はい、池も空も青かったです。前回近場まで行っておきながら、またこの地に行っているくらいですから、おすすめです。

私の旅は車なしの旅だったので、青い池へは路線バスを使いました。こちらも参考にしてください。

北海道に公共交通機関だけで行くのは残念な気がしますが、時間がゆったりしていて楽しいですよ。

JR美瑛駅からバスに乗る

さて、青い池に路線バスで行くなら、まずJR美瑛駅が拠点になります。

美瑛駅に着いたら、富良野国道沿いにあるが道北バスのバス停を目指しましょう。

ロータリーにもバス停がありましたが、探している「道北バス39番白金線」がなかったので、よく調べてみると、JRを背中にして正面に見えている大きな道路沿いにありました。

勘違いしやすいので気をつけてくださいね。

また、JR美瑛駅からといいましたが、このバスはJR旭川駅前からも乗ることができるので、旭川で宿泊している人には便利です。

約20分で、道の両脇に白樺が増えてきたなと思ったら、バス停「白金青い池入口」に到着です。

バス停から5分ほど歩くと、青い池が見えてきます。

バスツアーに参加するのも便利

バスツアーも各社から出ています。

私の場合は、美瑛町観光協会が主催しているバスツアーに当日参加するのが良いかなと思っていました。

しかしその日は小樽から長時間の移動日で、何時に美瑛に着くかはっきりしなかったので、バスツアーの予約はしていませんでした。

美瑛駅に着き「四季の情報館」に行くと、次のバスツアーは残席1席とのこと。2人旅だったので、乗れませんでした。

夕方に青い池を見るよりは、「明日の朝、出直したほうが良いのでは?」という考えもあり、その日は青い池に行くのはやめました。

その代わりに、同じく美瑛にある「四季彩の丘」までタクシーで行きました。

バスツアーの内容は季節によっても変わりますので、美瑛町観光協会の公式ホームページを参考にしてください。日本語、英語でバスツアーの事前予約もできますよ。

美瑛町観光協会:公式ホームページ

自然の不思議、青い池はなんで青い色をしているの

Photo by 三井華 in September 4, 2018

この辺りの湧水にはアルミニウムなどの鉱物が含まれています。

それが、白ひげの滝などを通して美瑛川と混ざると、一種のコロイドという目に見えない粒子を作り出します。そこに太陽の光がぶつかって、人間の目には綺麗な青色に見えるというそうです。

青く見えていますが、水そのものは透明です。

青い色が見えるのは「アルミニウム」と「コロイド」と「太陽の光」のおかげだったんですね。

青い池の見頃は?

青い池を見るには5月~7月上旬がおすすめです。

私が行ったのは、9月上旬で天気は曇りでした。「もし、綺麗な青色が見えなくても、またの機会に行けばいい、行く度にいろんな色が見えるのも良い」と思い行ってみました。

この時期は、青というよりエメラルドブルーに近かったのですが、想像してた以上に綺麗でした。

雨が降った後は、土砂で水が濁り綺麗な青色にならないこともあるので、お天気とも相談してください。

青い池はいつからあったの

2012年にアップル社のパソコンの壁紙に採用され、世界に知られるようになりましたが、1997年にカメラマンが発見したのが最初のようです。

いずれにしても、青い池は比較的新しい観光地です。

青い池は、1988年の12月に噴火した十勝岳の火山泥流災害から守るために作られたコンクリートブロックのダムの一つです。そこに水が溜まり「青い池」となりました。

背景になっている白樺やカラマツは、水が溜まってきて枯れてしまったものです。

青い池は意図してできたものではないので、この美しいバランスを見たければ早めに訪れたほうが良さそうです。

JR美瑛駅では「四季の情報館」に立ち寄ろう


JR美瑛駅で路線バスの待ち時間や、青い池から戻ってきたときに寄ると良いのが、「四季の情報館」です。

JR美瑛駅を背中にして左手に見える大きな建物です。美瑛の観光パンフレットやガイドブックが置かれていて、参考になります。

青い池や美瑛にちなんだ手作り品やお土産も買えますよ。

営業時間中は、コインロッカーも利用できて便利です。

営業時間

8:30~18:00(6月、10月)
8:30~19:00(7月~9月)
8:30~17:00(11月~5月)
※年末年始以外は営業しています。

青い池に一番近い道の駅なら「白金ビルケ」

青い池から美瑛中心に向かって約2kmのところにある、道の駅です。青い池が人気になってきたことで、青い池近くに2018年5月にオープンしました。

ショップ「Blue Pond」では青い池グッズが充実しています。

こちらでは電動アシスト付き自転車を1時間1,000円~レンタルできます。自転車の種類は他にもあります。

トイレやシャワールームも完備されていますので、少し汗をかいても大丈夫ですね。

営業時間

9:00~18:00(6月~8月)
9:00~17:00(9月~5月)
※年末年始以外は営業しています。



青い池らしさ満載のお土産3選

お土産① ご当地グッズ「青い池モケケ」 600円(税抜き)

出典元:白金ビルケ 公式ホームページ(モケケ)

「白金ビルケ」で、かわいいぬいぐるみを発見しました。

2019年1月時点で、全国に68のご当地「モケケ」があるようです。全部集めたくなりますね。

お土産② 青い池のお菓子「青い池煎餅」 250円(税抜き)

出典元:白金ビルケ 公式ホームページ(青い池煎餅)

ポップな青い色を表現した青い池煎餅がおしゃれです。

青い部分はアイシングされています。

お土産③ 美瑛サイダー「青い池」 195円(税抜き)

出典元:上川総合振興局 公式ホームページ(美瑛サイダー)

微炭酸のレモン味のサイダーです。見た目が爽やかで、青い池の色を思い出します。

他にも、美瑛を象徴する「小麦畑」や「夕焼けの丘」シリーズがあります。

番外編

①白金エリアには温泉もある

青い池とセットにしたいのは、青い池から約3kmのところにある白金温泉です。

旅館やホテルがあり、日帰り温泉も楽しめます。

②「白ひげの滝」

Photo by 三井華 in September 4, 2018

白金温泉の近くにある「白ひげの滝」にも注目してください。

なんと滝の下を流れている美瑛川も青いのです。青い池だけじゃなかったんですね。

観光客は少なめですが、青い池の水がここから来ているというんですから見逃せません。

アクセス案内情報

自然の観光地なので、日の出から日没まで見ることができます。

冬に行く場合はちょっと注意が必要です。

冬は、雪が積もっていて青い池の「青さ」は見られません。

その代わりに、ライトアップされた幻想的な青い池を見ることができます。ライトアップ期間中には、21時まで見学できます。

まとめ

今回ご紹介した「青い池」についてのまとめです。

  1. 青い池にバスで行くなら、JR美瑛駅を拠点にする
  2. 青い池は偶然の賜物だった
  3. 観光情報は「四季の情報館」と「白金ビルケ」でゲットする
  4. 「青い池モケケ」「青い池煎餅」「美瑛サイダー・青い池」を旅のお土産にする
  5. 近郊の「白金温泉」と「白ひげの滝」も一緒に観光する

車なしでも簡単に行けますので、ぜひ観光ルートに入れてくださいね。