観光地としても最近人気の長崎市。
世界遺産にも登録されたグラバー邸や大浦天主堂などが有名ですよね。
世界遺産だけでなく歴史的な建造物が多く残されていたり、復元されていたり異国情緒あふれる雰囲気の長崎市。
そんな長崎市は桜の季節、様々な場所に桜が咲き誇る公園があります。
今回は桜の名所として有名な立山公園と、実はあまり知られていない桜の隠れ名所西山ダム下流公園のフォトジェニックな桜をご紹介いたします。
Contents
定番の立山公園のお花見。バスでのアクセスが便利。長崎ならではの急な坂道を味わいたい人は徒歩でも!?
立山公園はその名の通り山の中腹にあります。そのため、近くまで行ける『バス』でのアクセスが便利です。最寄りのバス停は『東高下』です。
JR長崎駅から
長崎県営バスを利用。
長崎駅前南口停留所から『浜平・立山』行に乗車。
途中坂道で蛇行した狭い道を通りますので、乗り物酔いしやすい方は酔い止めを飲んでおかれることをお勧めします!
ちなみに長崎駅から山登りがてら徒歩で行くと長崎の急な坂道と斜面地に立つ住宅地を望むことができます。
桜まつり期間中は臨時駐車場もありますので車で行くことも可能です。

立山公園のお花見の楽しみ方
立山公園は長崎でも有数の桜の名所です。約700本の桜が斜面地に立つ公園に植えられており迫力のあるお花見を楽しむことができます。
まず、バス停「東高下」を降りたところから周りを見渡してみると、バス停の名前の通り、近くに県立東中・高等学校があります。バス停から眺める県立東中・高等学校の桜並木も見事です。
桜が見ごろの時にはとても美しい景色ですので、公園に入る前に周りを眺めてみてください。
次に、桜祭り期間中は立山公園内では出店もあります。レジャーシートを広げて桜の下で飲食も可能です。
私が訪れた日は春休みの平日だったこともあり、各地の学童の子ども達がお弁当をもってお花見に訪れていました。桜の木の下で皆さんお弁当を食べていましたよ。満開の桜に囲まれて味わう食事は格別です。
ベンチのような座る場所は限られていますので、レジャーシートを持参することをお勧めします。
そして公園はグラウンド、遊具、展望台、遊歩道などかなり広く斜面に立地している公園ですので、ゆっくりと公園内を散策すると様々な景色がみられます。
特におすすめなのが、公園をくだったところにある桜のトンネルです。この日も新しいランドセルや制服を着た子どもが記念撮影をしていました。

お花見の穴場!?地元の人のみが知る西山ダム下流公園へのアクセスはバスが便利!
西山ダム下流公園の最寄りバス停は『高部水源地』です。
JR長崎駅から
長崎県営バスを利用。
長崎駅前南口停留所から『11循環(西山台団地・三原団地)』または『12循環(三原団地・西山台団地)』行に乗車。
駐車場はありませんので、バスで行かれることをお勧めします。
フォトジェニックな西山ダム下流公園
ダムのふもとにある公園なので、大きな通りからも見過ごされがちな場所にあります。
しかし石垣のある壁やレトロな街燈など桜ともよく合うフォトジェニックなスポット満載です。桜が満開の時期でしたが、人もそんなに多くなく写真をとるにはほどよい感じでした。
バス停から下り、公園の入り口にはトンネルがあります。当時トンネルの横にはバスケットゴールがあり、地元の子が遊んでいるのだろうなという雰囲気です。
少しトンネルの中が暗い感じのところが『トンネルの先には…』と期待させる雰囲気。

トンネルの壁画もモザイクのようになっていてかわいいです。

トンネルを抜けてまっすぐ進んでいくと、石造りの門が見えてきます。
街燈もレトロな感じになっています。野に咲いている花や草も桜といいコントラストに写ります。

門をのぞき込むと桜並木が見えます。

そして川にはアーチ状の橋が架かっていて、両端の桜並木とのコラボレーションが美しいです。
川も石垣でできているので良い写真が取れそうな景色ですね。

まとめ
定番の立山公園のお花見に西山ダム下流公園のフォトジェニックな桜、2か所のお花見スポットを紹介しました。
JR長崎駅からどちらもバスで約20~30分でアクセスできる場所にありますので、桜の時期の長崎観光に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

長崎生まれ長崎育ち今は都会在住。特徴的な建築物、レンガの壁、石垣、自然をさがして散歩をするのがささやかな幸せ。