上野恩賜公園の桜&お花見おすすめ情報!

上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)の桜の季節は毎年400万人もの観光客が訪れる一大イベントです。訪れる人が多いため、見ておきたい場所やスケジュールを組まないと計画通りにはなかなか進みません。

今回は上野恩賜公園の知っていると得する情報や、歴史的にも有名で人気のスポット、近くのおすすめする観光地などをご紹介します!

上野恩賜公園桜の見どころ① 桜の種類は40種類以上!

上野恩賜公園には1200本以上の桜の木が植えられており、ソメイヨシノやエドザクラなど40種類以上にもなります。

開花時期は3月下旬から4月上旬です。様々な桜の種類があるため、お花見の時期によっても見ごろの桜の種類が変わることが見どころです。

その中でも「ソノサトギサクラ」という桜は開花の時期が通常の桜よりも遅いため、GW頃に満開の桜を楽しむことができます。花びらの特徴は薄い花びらと濃い花びらが入り乱れた、大輪の美しい桜です。

上野恩賜公園桜の見どころ② 5月上旬は人混みが少ない

人気の観光スポット、上野恩賜公園はお花見シーズンに毎年400万人もの観光客が訪れます。

人混みを避けたいけれど観光地を訪れたい、少しでもゆっくり桜がみたいと思ったら5月上旬に行く事をおすすめします。

この時期は段々と桜が散りはじめるため、観光客の数が少なくなります。

満開の季節は過ぎてしまいますが、桜の散りかける時期は桜吹雪を楽しむことができます。

桜の開花する4月下旬よりも気温が暖かくなるので、桜吹雪の中ランニングやお散歩なども心地が良いですし、上野公園のベンチで桜を見ながら読書を楽しむのもおすすめです

上野恩賜公園桜のみどころ③ 夜桜を楽しむコツ

夜17時~20時の間は桜がライトアップされます。

ライトアップに合わせて点灯する、800個のぼんぼりは見どころのひとつです。また、夜桜を楽しむコツはライトアップされた木の下でお花見をすることです。

しかしこれが、なかなか難しい現状となっています。

理由は、観光客が多いため桜の木の下に場所が取れないからです。

しかし諦めないでください!上野公園のお花見ルールをご紹介しますので、計画を立てて場所取りを行いましょう。

まず、上野恩賜公園は入園時間が決められており、中に入ることができるのは5:00~23:00の時間帯となっています。開園時間外のお花見の場所取りは禁止されており、下記のシートは処分されるルールとなっています。

  • 時間外に敷かれたシート
  • 人のいない状態での場所取りされているシート

そのため、入園時間内にシートを敷き、場所取りができる人を少なくとも一人は常任することで確保することができるのです。

知っていると面白い!上野恩賜公園の桜が浮世絵の舞台に

江戸時代にも上野公園は桜が人気の観光地でした。浮世絵で有名な歌川広重も上野恩賜公園を訪れ、数々の浮世絵の作品を残しています。

彼の残した作品である、「上野清水堂不忍ノ池(うえのきよみずどうしのばずのいけ)」は中でも有名な作品です。

公園内にある上野清水堂から不忍の池を見下すような構図になっており、満開の桜があちらこちらに伺えます。

こちらが上野清水堂のマップです。

季節は春。歌川広重も絵に描きたくなるほど美しい上野恩賜公園の桜を、上野清水堂の近くから眺めてみるのも面白いです。

上野恩賜公園の周辺おすすめスポット3選

1. お花見のデートコースには「不忍池」がおすすめ!

「不忍の池」は上野公園から歩いてすぐです。

不忍の池の周りに桜の木があり、散歩をしながら花見が楽しめる人気のスポットです。池の1周の距離は1.05kmです。

不忍池に面している「不忍池弁天堂」では屋台がでており、お団子やたこ焼きなどを楽しみながら不忍池をお散歩することができます。

また、夜のライトアップの時間にも屋台を楽しめますのでデートコースなどにおすすめです。

2. 文化芸術を楽しむなら国立西洋美術館がおすすめ!

毎週末のように、美術館巡りをしている私がおすすめするのは「国立西洋美術館」の常設展です。

国立西洋美術館/常設展の入館情報

開館時間:9:30~17:30(金曜・土曜のみ9:30~20:00)
閉館日:毎週月曜日
観覧料 (常設展):一般500円/大学生250円
※閉館日・開館時間は変更する場合がありますので必ず国立西洋美術館のサイトからご確認ください。

国立西洋美術館の常設展にて印象派で有名なモネやルノアールの作品も多く展示しています。彫刻が好きならロダンの彫刻展示室もありますのでおすすめです!

世界中から6000点以上の傑作が集まる国立西洋美術館の常設展を入場料500円で楽しむことができます。

お着物を着てお花見を楽しんだ後には、ゆっくりとアートを楽しむのもいいですね。

イベントを行う企画に比べて、常設展は混雑していないことが多いため時間をかけて芸術鑑賞ができる穴場です。

3. 子供連れには「上野動物公園」がおすすめ

上野動物公園には、一躍有名になった「ジャイアントパンダのシャンシャン」がいます。

2017年6月に生まれたシャンシャンを見に子供から大人まで行列ができるほど人気です。

上野動物公園は平日の午前中が比較的すいている時間帯になります。

以前は、水曜日の開園と同時に動物園を訪れたことがありましたが、早い時間だったのでとても空いていたのを覚えています。

上野動物公園の入園情報

開園時間:9:30~17:00
休園日:毎週月曜日
入園料:
・大人600円
・65歳以上 300円
・中学生 200円
・都内在住・在学の中学生/小学6年生以下 無料
※月曜日が祝日などの祝日の場合、翌日が休館日となります。

桜の季節には観光客で混雑することが予想されますが、子供連れで訪れる際にはぜひ上野動物公園は訪れたいスポットの一つです。

まとめ

上野恩賜公園は江戸時代に栄えた歴史があり、日本で初めての都市公園に認定されています。

長い歴史と文化を持ち合わせる公園だからこそ、桜と芸術を一緒に楽しむことができる場所となっています。

人が多くてゆっくり見られず、泣く泣く帰った経験があります。しかし、時期をずらせば人も少なくなり、花が散り始めるころには夜の気温も過ごしやすくなります。

桜の種類が多いので、満開時期がずれており、様々な桜を長期に渡って楽しめるのも上野恩賜公園の魅力のひとつです。

上野恩賜公園は、見どころたくさんのお花見スポットなので、ぜひ行きたい場所や日程などの計画を立ててから訪れてみてくださいね。