日本の中でもグルメで有名な福岡県。福岡県の観光地では、よく訪問地上位に博多駅や天神が挙げられています。
確かにそうした観光地は、しっかりイルミネーションで飾り付けもされていて、見た目から楽しめます。
でもでも!!福岡県の観光地はそれだけではありません。カップルや、お子様を楽しませながら、家族で充実したクリスマスを送りたいなら、「海の中道海浜公園」が間違いなし!!
この海の中道海浜公園のおすすめポイントをご紹介していきたいと思います♪
Contents
海の中道海浜公園って?キャンドルナイト以外も楽しめる??
海の中道海浜公園は、公園と言っても街角にあるような公園ではありません。広い敷地を利用し、季節の花々などの自然や、動物たちと触れ合える施設がある国定公園となっています。
そして、キャンドルナイトと言っても、行われるのは夜。
じゃあ夜まで何をすればいいの?って思いますよね。海の中道海浜公園では、自然などを楽しめる様々なレジャー施設がありますが、その中でも、ここでは水族館「マリンワールド」からご紹介していきます。
まずは海の中道海浜公園内の水族館、「マリンワールド海の中道」を楽しもう!!
マリンワールド海の中道というのは、名前から連想できるかもしれませんが、水族館です!
開館は1989年までさかのぼりますが、2017年4月に全館リニューアルオープンしました。
以前は「対馬暖流」をテーマとして展示を行ってきましたが、リニューアル後は「九州の海」をテーマに、そして「しぜんと、しぜんに。」のスローガンのもと、「学びの海」に加えて「癒しの海」を来館者に見せることを目指しています。
海洋生物の姿を学ぶ、という意味のほかに、それらを見てリラックスしてほしいという想いが込められているんですね♪

さて、そんなマリンワールドで最も目をひくのは、やはりパノラマ外洋大水槽でしょう!!
水深7メートル、横幅24メートルもあり、1階と2階を貫いている大きさです。
ここでは黒潮が流れる九州南部の温暖な海が再現されており、この7メートルの中でも上層・中層・低層と、生物がそれぞれの生活スタイルで生きている様子を楽しめます。
やはりこうした大きな水槽で、魚をはじめとする様々な生物が共生しているのを見ると、海の世界は不思議だなぁという気持ちにさせられます。
ちなみに、この大水槽では、ダイバーさんがサメなどの水槽内の生物にカメラで接近して、大型スクリーンにその生態を映し出す「アクアライブショー」や、マイワシに餌付けして起こす「イワシタイフーン」など、面白いショーも見ることができますよ♪
普段は見ることのできない、魚たちのかわいく、また面白い姿に、あなたもきっと興味を引き立てられるはず!!
このマリンワールドでは、全部で10のゾーンに分けて展示をしています。普段、私たちが目にすることもできない、九州近海の深海生物も展示されており、なかなか興味深いでしょう。
また、時期に合わせて館内で様々なイベントもやっているので、そうしたものも楽しみにするのもいいと思います。
水族館のイベントと言えばショータイム!!
マリンワールドでは、館内の様々な場所で飼育されている生物によるイベントやショーが行われています。

その中でも最も人気が高いと言えるのは、ショープールで行われるアシカやイルカによるショーです。
ショーの開催時間ギリギリにプールへ行くと…あら残念、もう席がないので立ち見です、なんてことは当たり前。
ですが、立ち見でも見る価値ありの楽しいショーを行ってくれますし、観客参加型のショーで飽きることもありません。
また、筆者が訪問した際にはイルカに混じってクジラもショーに参加していました。クジラが参加するショーというのも珍しいですよね。
愛らしいアシカやイルカの演技を見ていれば、子どもだけでなく大人も楽しめること間違いなしです。
こうしたショーをじっくり楽しむだけでも、かなりの時間を過ごせると思います。
海の中道海浜公園の締めくくり!!キャンドルナイトで素敵な夜を♪
それではお待ちかねのキャンドルナイトのご紹介です!
冬の見どころと言えばイルミネーション。鉄板ネタですよね。
しかし、今回はイルミネーションはもう見飽きたよという方に、ぜひ「キャンドルナイト」をご覧いただきたいです♪

海の中道海浜公園のキャンドルナイトは、クリスマス時期のみ行っている、貴重なイベントです。中でも、一番の目玉は10,000本のキャンドルを使ったキャンドルアート。
まず海の中道海浜公園のワンダーワールド口を入り、道なりに進みます。入り口を入ると早くも道の両端にキャンドルが置かれ、素敵な雰囲気に。期待感が高まってきます♪
そのまま10分程度歩くと、ワンダーワールドに到着。このワンダーワールドでは、創作された灯明のコンテストも開催されており、その作りこまれた灯明一つ一つの姿には、驚きを隠しえません!!
こうしたコンテストを楽しんだ後には、キャンドルナイトの一番の見どころと言ってもいい、キャンドルアートを見に行きましょう。
ワンダーワールドから歩いて約5分、野外劇場ではたくさんのキャンドルが、キャンドルアートを形作っています。
筆者が訪れた2018年のテーマは「クジラ」でした。真っ暗な中で、キャンドルの明かりが周囲の情景を浮かび上がらせる様は、筆舌に尽くしがたいです。
キャンドルアートの傍から見てみるのも綺麗ですし、展望台である「子供のとりで」から眺めるのも、キャンドルアートの全貌が見えて素敵ですよ♪
ちなみに、このキャンドルナイトの期間中は、花火も打ちあがります。
300発程度なので、小規模ではありますが、クリスマス時期ら闇に浮かぶキャンドルの灯と、その景色の向こうに花火の輝く様は他で見ることはできません。
このコンビネーションを見るだけでも、このクリスマスの時期に海の中道海浜公園を訪れる価値アリです♪
またお子様連れなら、このワンダーワールドでは、光のSL機関車など、イルミネートした乗り物なども置いてあるほか、キャンドルアートのある野外劇場の端では、ワークショップとしてスノードーム作りやジェルキャンドル作りなども楽しめます。
海の中道海浜公園へのアクセスは?最寄り駅はどこになる?
ここでは海の中道海浜公園への行き方を簡単にご案内です。

海の中道公園は非常に魅力溢れる観光地ですが、やや行きづらい場所にあります。
移動時間やお金、天候のことなど様々な事情を考えると、市内からは車で行くのが最も良いでしょう。
電車では、最寄り駅はJR海ノ中道駅、あるいは西戸崎駅になります(海の中道海浜公園は広いため、目的地によって最寄り駅が変わりますのでご注意を!!)。
マリンワールドや、ワンダーワールド口付近を目的にするなら、博多からであれば、JR香椎駅でJR香椎線に乗り換えて、最寄り駅・海ノ中道駅で降車する形になります。大体30分強が目安です。
なお、天神からは西鉄で天神駅から西鉄和白駅に移動し、そこでJRに乗り換えます。そこからはJR香椎線で海ノ中道駅へ。こちらは1時間程度の移動時間になります。
しかし、筆者としては高速船を利用するのが一番のオススメです!
かなり揺れるので、船は苦手だという方には不向きですが、博多のベイサイドエリア、ももちマリゾンエリアの2か所から海の中道海浜公園まで運航しています。値段も片道1,030円(2019年2月現在)と、それほど高額にはなりません。
乗船時間も約20分ほどと、移動時間が格段に短くなり、大変便利と言えるでしょう。
今年のクリスマスは海の中道海浜公園のキャンドルナイトと水族館で決まり!!

ここまでご紹介してきたように、海の中道海浜公園は家族連れでも恋人同士でも、魅力いっぱいの観光地です。特にクリスマスには、他の観光地ではあまり見られないイベントを行っていることからも、その魅力を大きなものにしていますね♪
- マリンワールドでかわいい海洋生物とのふれあいを楽しむ
- 夜はキャンドルナイトで幻想的な雰囲気を楽しむ
さあ、今年のクリスマスは海の中道海浜公園へ!!

国内、国外問わず出かける旅行が趣味、また仕事中によく口にする「こんぺいとう」をこよなく愛する青年。「こんぺいとう」による肥満に日々怯えつつも、ついつい口に運んでしまう今日この頃。旅行は年7~8回ほど出かけるが、日本国内ではまだ関東地方の一部が未訪問であり、早期に47都道府県制覇をするのが現在の目標。