今回の記事で紹介する明石は古くからの交通の要衝でとても栄えており、現在でもその勢いは止まりません!
今日は明石市の中心である明石駅周辺の名所を巡りました。
明石市とは
そもそも明石という名前は聞いたことあるが明石市はどこにあるのか?何が有名なのかわからない人が多いと思いますので少し紹介します。
明石市は兵庫県の南部に位置する都市で、人口約29万8千人です。兵庫県で有名な都市である神戸市と姫路市の間にあるので神戸~姫路へ主要道路や高速道路や鉄道で行く際に必ず通るのでアクセスは良いです。
2019年は明石市が誕生して100年目であり、日本100名城に選ばれた明石城築城400年でもあるので年内は様々なイベントが行われているので今遊びに行くべき都市です!
魚の棚商店街
魚の棚商店街は明石市の海産物と明石の名産品が並ぶ商店街で明石に来たら必ず立ち寄るべき場所です。魚の棚商店街は明石駅から南口に南下し、国道2号線を通ってすぐのところにありますが信号待ちが長いので個人的におすすめするのは明石駅南口に立地する複合型商業施設パピオス明石の2階から魚の棚商店街へ直結する渡りデッキを通ることで信号待ちを回避しながら直接行くことができます。

また、こちらの渡りデッキにはエレベーターも設置してあるので足の不自由な方でも安心していけます。

商店街の通りには明石近海で獲れた魚やタコなどの海産物を売っている店や野菜と果物を売っているお店、せんべいや練り物を売っているお店など様々な食べ物が売ってあります。
日中はお店の店主の威勢の良い声が飛び交っていてとても賑わっております。
週末はたくさんの観光客が海産物を買って帰ったり明石焼きを食べに魚の棚商店街へ集まります。食べ物以外にも服や着物や陶器のお店や日用品など生活に必要なものも売ってあるので地元の人々もよく来られます。

明石焼き
明石市にはB級グルメである明石焼きの発祥の地で魚の棚商店街周辺には明石焼きのお店が密集しております。明石焼きはタコ焼きのルーツとなった食べ物で、別名「玉子焼」と呼ばれるように卵を使っているので色が黄色です。週末は明石焼きのお店は小さい行列が出来ているため人気の食べ物です。



また、一部のお店ではお持ち帰りもできるうえに専用の出汁付きなので家でも明石焼きを楽しむことが出来ます。ちなみに私はこのとき明石焼きを店で食べようと思っていたのですがすごい行列だったので持って帰って食べることにしました。

写真は持って帰ったものです。明石焼きっぽくなくてすみません。
明石公園
明石駅を北口に出てすぐに信号があります。信号を渡って噴水のあるお堀沿いを渡ったところに入り口があります。

この明石公園は日本100名城にも数えられた明石城の城跡がある歴史を感じさせる公園です。


明石城跡の他にも野球場や陸上競技場などスポーツ施設がたくさんあり、中学高校の市大会や県大会も行われているので多くの人が訪れます。また、軟式野球の全国大会も明石公園内のトーカロ球場で行われるなど重要な大会の会場にもなっております。
明石公園はスポーツ施設の他にも桜の名所として有名でお花見の時期には入り口に入ってすぐの芝生広場で大人数の団体がお花見を楽しんでいます。
また、年中を通して芝生広場で地域イベントを開催しております。特に多いのはグルメイベントです。私が行ったときは明石肉フェスが開催されていました。



非常にたくさんの人たちが店のブースで購入した肉料理を楽しんでおりました。私も奮発して購入してしまいました(笑)


明石城
明石城は日本100名城の1つで別名「喜春城」とも呼ばれる城で2019年は築城400年を迎える今注目のお城です。城の全景は明石公園はもちろんのことJR明石駅の4番線ホームからでも眺めることができるので帰り際にちらっと見ることが出来ます。しかし、明石城跡は本丸がなく現在は2つの櫓(巽櫓、坤櫓)と石垣と堀しかないのでお城感があまりないとは思いますが石垣と櫓はとても立派なので見に行く価値があります。


櫓は期間限定で一般公開されています。坤櫓は3,5,9,11月に巽櫓は4,10月に公開されています。詳しい情報は明石観光協会のホームページに掲載されていますのでそちらをご覧ください。

明石市立天文科学館
明石駅から東へ少し歩くと明石市立天文科学館が見えてきます。電車でも明石駅を出発して神戸方面へ向かうときに車窓から目立って見えます。

明石市立天文科学館には時計塔があり、その時計塔は日本標準時子午線の直上に建設されています。日本の標準時刻を定めている子午線の上に建てられているのはとてもすごいと私は思いました。写真は子午線の直上にある漏刻と呼ばれる時計です。

他にも明石市立天文科学館の上には月照寺と呼ばれるお寺がありその入り口付近には赤とんぼが乗った子午線標柱がみられます。

明石市立天文科学館はプラネタリウムが有名です。ドーム内に映される星空がきれいで学芸員の手動操作と美声によるナレーションで気持ちよく眠れてしまうほど素晴らしい投影と解説をしてくれるので個人的にとてもおすすめです。
時計台の所は展望台になっており明石の市街地や明石海峡大橋や淡路島を望むことが出来るのでぜひ行ってみることをお勧めします。入館料は大人700円で入場が出来ます。休館日は月曜日ですが祝日の場合は翌平日が休みになります。
ちなみに私はこの時先ほどの肉フェスで使いすぎてしまいお金が無くなったので入場することが出来ませんでした(泣)

山陽たい焼き
この項で紹介するのは観光スポットというよりも個人的におすすめの場所です。山陽明石駅の中央改札口の右手すぐにある山陽たい焼きというお店はたい焼きとタコ焼きをメインに売っています。

おすすめなのが100円という価格で柔らかく全体的にあんこが詰まったたい焼きを味わえるところです。
さらにシーズンごとに期間限定味のたい焼きを味わえます。私が訪れた時は抹茶金時味が120円で売られており1個食べてみたのですが出来立て生地の中にアツアツのあんこと抹茶クリームが合わさってとてもおいしかったです。

明石を訪れた際は100円で購入出来て小腹がすいたときにおやつ感覚で手軽に食べ歩きできる山陽たい焼きのお店に行ってみてもよいと思います。
まとめ
今回紹介した明石市は2019年で誕生100周年を迎えました。そんな明石市はとても熱く盛り上がっております。
明石城跡の歴史、明石公園の自然、魚の棚に並ぶ新鮮な海の幸、B級グルメの明石焼き、子午線が通過する天文科学館など挙げだしたらキリがないほど魅力がたくさん集まっているのでぜひ遊びに来てみてはいかがでしょうか?

小西隆太と申します。趣味はローカル線の旅でゆったり移動することが好きです。たまに贅沢して特急や新幹線で行くこともあります。旅先での出会いとグルメを楽しみに今日も旅行の計画を練っています。