大自然に触れよう!自然の魅力がたくさん・高知県四万十市はこんなところ

Photo by YUKA in 2016.08.20

高知県と聞いて、どんな観光名所が思い浮かびますか?

広大な面積を誇る高知県。その中でも、日本三大清流のひとつ、また最後の清流とも呼ばれる四万十川を今回はピックアップ★

四万十市と四万十市から車で行ける最寄りの観光地をご紹介していきます。

四国最長★196kmにもわたる四万十川!自然の偉大さに感謝★

Photo by YUKA in 2016.08.20

高知県高岡郡津野町にある、「不入山」が源流点となっており、その長さはなんと196km!四国最長の大河です。日本三大清流のひとつで、一度は訪れる(渡る)価値のある清流です。

196kmもあるのに、源流から下流までダムが2つぐらいしかないのも、驚きです。

おかげで、アユの産卵場所があったり川エビが捕れたりと、いかに水質が良いかわかりますよね。

言わずとも知れた沈下橋があるのも四万十川。アクティビティも豊富なので是非参考にしてみてください。

四万十川のシンボル★沈下橋 雨量の多い地域ならではのアイデア橋

Photo by YUKA in 2016.08.20

四万十川と言えば、沈下橋。

沈下橋とは、字の通り、台風や豪雨により川の水量が増えたときに、沈む欄干のない橋のことで、四万十川には様々な沈下橋が47本もあります。

その中でも、1番有名で観光客も多く訪れるのが、佐田の沈下橋。正式には「今成橋」というみたいですが、地元の人も「佐田の沈下橋」と言っています。「〇〇の沈下橋」の方が現地では伝わりやすいみたいです。

佐田の沈下橋は47ある橋の中でも最下流・最長の橋なので、一見の価値ありです。

多くの橋は車で通行することが出来ますが、せっかく来たからには歩いて渡るのがオススメ!ゆるやかに流れる川を眺め、緑を眺め、ゆっくり橋を行き来すると心も体もリフレッシュされます。落ちないように気を付けましょう。

大人気!四万十川オススメ★自然体験アクティビティ ~上流・中流・下流~

写真提供:四万十の碧ホームページ

大自然の中で行うアクティビティほど、気持ちの良いものはありません!

四万十川へ来たからには、アクティビティもやってみたいですよね。ファミリーでもカップルでも友達同士でも楽しめること間違いなし!

四万十川は上流~下流で出来ることが違うので、高知県へ訪れたら毎回何か一つはやりたくなってしまう私・・・。

  • 上流・・・キャンプ場や渓流釣りなど
  • 中流・・・水量や川幅がゆったりとしているので、カヌーやボートなどが人気
  • 下流・・・ゆっくりと屋形船、カヌーやボート、河口付近ではサーフィンも◎

ざっくりと分けてみましたが、あまりゆっくり時間も取れない・初めての四万十川さんには下流で屋形船がオススメです。

私も初めて四万十川へ訪れた時は、屋形船で昼食を食べた後、佐田の沈下橋を見に行きました。屋形船のおじさん(お兄さん)が、四万十川の歴史や見どころなどをたくさん説明してくれるので、勉強がてらまずは屋形船に。

お昼ご飯(お弁当)をオプションで付けられるので、食べながら広大な自然を見つつ過ごせるのも魅力的です。

予約制や出航時間だけが決まっている屋形船など様々ありますので、ご確認を。

四万十の郷土料理を楽しむならここ!~味劇場ちか 四万十市中村~

Photo by YUKA in 2015.08

四万十市中村の住宅街にある「味劇場ちか」。周りが暗いせいか、えっ?こんな場所に?という感じでお店が現れます。

鰹のたたきは勿論のこと、清水サバや私が住んでいる所では聞いたこともない魚の刺身などが楽しめます。

写真はちか名物の焼きサバ姿寿司。1切れから注文できるところも良心的。

他にもメニューがたくさんあり、もっと大人数で来たら良かったと後悔しました。1人・2人で行かれる際はお腹を空かせて行くことを本当にオススメします。

地酒も豊富にあり、酒飲みな私には大満足のお店です。

また、お店の作りが変わっており、1階も2階も円形のカウンターになっています。劇場とついているだけあって、お店のどこからでも作り手の姿を見ることが出来る変わった店構え。

私は前日に予約して行きましたが、当日は満席、予約なしで来た人は断られていました。曜日なども関係あるのでしょうが、行かれる際は予約を忘れずに!

味劇場ちか

高知県四万十市中村新町1-39-2
TEL:0880-34-5041
営業時間:17:00~22:30(L.O22:00)
定休日:月曜日

ちょっと足を伸ばして足摺岬・ジョン万次郎像・竜串

Photo by YUKA in 2016.08.20

足摺岬

四万十市中村から車で1時間程(バスなら1時間半~2時間ぐらい)にある四国最南端の「足摺岬」。

台風の中継などで見る高知の岬はこの足摺岬か室戸岬が多いので、テレビで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

また、足摺岬のある土佐清水はNHK大河ドラマ「篤姫」のロケ地になり有名になりました。近くには、四国八十八ケ所の第38番札所になっている弘法大師ゆかりの金剛福寺があり、お遍路さんを見ることも出来ます。

Photo by YUKA in 2016.08.20

残念ながら、私が到着した時にちょうど門が閉まり、中には入れませんでした。

ジョン万次郎像

Photo by YUKA in 2016.08.20

足摺岬の灯台からすぐの場所に、ジョン万次郎(中浜万次郎)像があります。

道路から来ると、万次郎は背中を向けていますが、東向きに立っているのでアメリカの方を向いているのかな、と思ってみたり。

近くに観光案内をしてくれる人がいるので、話を伺うのも良いかも知れません。

たくさんの観光客で賑わっていますし、銅像がかなり大きいのですぐわかります。

竜串

Photo by YUKA in 2016.08.20

足摺岬から車で30分程にある「竜串」。奇岩で有名な景勝地です。

なんとも不思議な形をした岩がたくさんあり、自然が織りなす力に圧倒されること間違いなし。

くじらに見える「くじらの昼寝」と呼ばれる岩を探してみてください。

注意:女性の方は、滑ってはダメなのでヒールではなくスニーカーで向かってくださいね。

近くにはたくさん見どころがあるので、時間が許す限り体験される事をオススメします。

旅のまとめ

四万十市また四万十市周辺は広いので、連泊が出来る人は高知市内観光含め、四万十市でゆっくり過ごす2泊3日をオススメします。

四万十市中村駅までは電車も出ており、中村駅からはバスで足摺岬や竜串まで行けるので車がなくても大丈夫です。

★バスで巡るオススメコース★
[中村駅]⇒バス[四万十川]で好きなアクティビティ・昼食⇒バス[竜串]・海底館⇒バス[足摺岬]⇒バス[中村・味劇場ちか]で夕食⇒各自お宿へ
注意:バスの本数は決して多くはありません。時刻表の確認を忘れずに。
注意:たくさん歩くので身軽な服装・女性の方は日焼け対策も忘れずに。

本当は、1泊ではなく、2泊・3泊してたくさんの自然を満喫したいのですが、私の場合はなかなか連休を取ることが難しく、取れても週末の土日になってしまいます。

そんな時は早朝出発で中村まで向かい、1日目は四万十・四万十周辺を思う存分楽しみ、2日目はお昼前には高知市内に戻り、ひろめ市場で昼食、帰宅という弾丸コースで満喫しています。(車があれば尚良しです!)

市内観光も良いですが、たまには大自然と触れ合う、そんな1日があっても良いのではないでしょうか。