外国人観光客が魅了される両国国技館の大相撲

Writer
Miwa Tateishi

自宅で訪日外国人のホストファミリーをしており、よくゲストを都内の観光地に連れて行きます。
これまでにベトナム、中国、アメリカ、イギリス、ベルギー、南アフリカ、スペイン人など様々な国の人々を受け入れてきました。

相撲の聖地といえば、両国国技館ですね。

この両国国技館にも相撲好きの外国人がたくさん訪れ、東京観光の際に訪れたいスポットとして人気の地となっています。外国人客用の券売機では毎場所約3,000枚のチケットが販売されていますがすぐに完売するそうです。

また両国国技館は2020年のオリンピックのボクシング会場に決まっています。

盛り上がる両国国技館、外国人が魅了される理由はなんなのでしょうか?

両国国技館ってどんなところ?

10,000人以上の観客が入る両国国技館はJR両国駅から徒歩1分の場所にあります。

両国駅から電車を降り改札口を通ると、コンコースに元横綱三重の海、元関脇の長谷川の優勝旗や、満員御礼の垂れ幕もさがっています。

たくさんの力士の手形や力士の大きなパネルが展示してあったり、大相撲の雰囲気満載。

大相撲は一月場所、三月場所、五月場所、七月場所、九月場所、十一月場所がありますが、両国国技館で行われる本場所は一月、五月、九月場所の三場所。東京で大相撲も見たいならこの月を狙って訪れてください。

イス席であれば、チケットは1人3800円、当日自由席2200円。一度は間近で観戦してみたいですね。

開催シーズンでなくても売店でお土産を買ったり館内を見学することもできますよ。

両国周辺で力士に会うことができるかも?

JR総武線が通っている両国駅。

両国駅から両国国技館周辺では髷をゆった力士が歩いているところをよく見かけます。

隣の秋葉原駅にも総武線を待つ着物を着た力士がちらほらいます。

電車に乗っている力士を見るのはなんだか不思議な気分。

また、一月場所中は着物を着た女性も多く、相撲観戦をしなくても街中を歩くだけで「日本」を感じることができます。

最近はモンゴル出身の力士も多いので、ちゃんこ鍋のお店だけでなく、モンゴル料理のお店もたくさんあります。

大相撲で活躍中の外国人力士がたくさんいる

ここ数年の日本の相撲を見ていると、日本人ではなくアメリカやモンゴル出身の外国人力士が大活躍し横綱になっていますよね。そのほかもブラジル、韓国、中国、ロシアなど様々な国からやってきた外国人力士が大相撲で活躍しています。

現在はモンゴル出身の横綱 白鵬、鶴竜を始め、外国人力士は幕内だけで10人もいて、全体の3割を超えているんです。

彼らの母国では相撲の取組の様子が生中継されたり、動画サイトで関連動画を検索されたり、熱心なファンが増え一気に知名度が上がりました。

海外の人たちは初めて相撲の面白さを知ったり、取組に迫力を感じたりして魅了されていく人が多いようです。

日本人力士はどうしたの?と心配にもなりますが、遠い異国の地で頂点を目指す力士のひたむきな姿を自然と応援したくなる気持ちは、日本も海外も共通ですね。

本場所より近くで力士を見る方法がある?

国技館で実際の取組を見るより断然近くで力士を見る方法があります。

それは相撲部屋の見学や体験入門をする方法です。

大相撲を観戦するよりもかなり間近で力士を見ることができるんです。

東京に約40ある相撲部屋の大半は両国周辺に集中していて、一般人でも見学が可能な部屋は、出羽海部屋・荒汐部屋・東関部屋・八角部屋などがあります。

力士は所属する相撲部屋で寝泊まりしながら稽古しています。

本場所が開催されていない時期でも、相撲部屋でほぼ毎日午前5時頃から午前中にかけて稽古をしているんです。その朝稽古を見学する外国人観光客が増えてきているのです。

見学する場合は必ず行きたい相撲部屋の公式サイトなどで情報を確認して、前日の午後に確認の電話を入れるようにしてください。

見学中の私語は慎み、騒ぐことなどは禁物です。マナーを守って見学してくださいね。

いつでも見学することができる相撲博物館

相撲ファンには嬉しい相撲博物館。

国技館の1階にある博物館はそれほど広くはありませんが、入場無料で本場所がない時期でも見学することができます。

相撲を見れなくても観光ついでにいつでも博物館に入れるのはうれしいですね。

展示室の中には歴代の横綱の写真や、力士が使用した足袋や服装などが展示してあり短時間で相撲に関する歴史を感じることができますよ。

企画に合わせて展示替えもあるようなので、前もってホームページなどでチェックするといいかもしれませんね。

売店にはお菓子や相撲ファンにはたまらない相撲グッズがたくさん売っていますので、ぜひお土産を買ってください。

また、相撲博物館での写真撮影は禁止なので気をつけてくださいね。

まとめ

とても長い歴史を持ち、現在でもファンの多い大相撲。その歴史の分奥の深い魅力がたくさんあります。

テレビでも十分に楽しめますが、実際に生で見ればその迫力と魅力に圧倒されること間違い無し。

これからも日本の観光素材として重要なルーツになっていくでしょう。

外国人観光客にとっても大相撲が日本へ行きたいという理由の一つになっていったら嬉しいですね。

本場所中取組は午前10時から始まります。

午前中は若い力士たちの取組が観れるので、未来の横綱候補を探したり、相撲博物館を見学したり、お腹が空いたらちゃんこを食べて、1日両国で大相撲を満喫してくださいね。