皆さん、「東京の夜景」というとどんなものを想像しますか?
赤くライトアップされた東京タワー、摩天楼のようにそびえたつスカイツリー、ダイヤのようにきらめくレインボーブリッジなどなど…
せっかく東京に来たなら、こんな美しい夜景を見ないとすっごくもったいないですよね?
でも、東京タワーの展望台に上ったらレトロな輝きの東京タワーが見れないし、スカイツリーやレインボーブリッジも同じことになっちゃうし…
ご安心ください!実は、有名な夜景スポットを1度に見れちゃう超激アツなスポットがあるんです!
その名も「東京シティビュー」。名前の通り東京の景色はもちろん、天気が良ければ富士山も一望できるスポットです♪
この記事で楽しみ方を予習して、東京のナイトライフを楽しみましょう!
Contents
東京シティビューって何?
東京シティビューとは、六本木ヒルズ52階にある展望施設で、海抜250mの屋内展望回廊と、海抜270mの屋外展望回廊「スカイデッキ」の2つの展望台があります。
屋内展望回廊にはギャラリースペース「スカイギャラリー」があり、つい最近「スペースインベーダー」というゲームと東京の夜景をコラボさせた「PLAY!スペースインベーダー展」が開催されたのが記憶に新しいですね。
また、スカイデッキはオープンデッキとしては日本一の高さと面積を誇り、ビルの屋上から景色を一望できるようになっているんですよ!
まさに、今大注目の展望施設なんです♪
2つの展望台で見え方の違いを楽しもう!
2種類の展望台がある東京シティビューですが、もちろんそれぞれに異なる景色の見え方があります。
屋内展望回廊では、
- 東京タワーやスカイツリー、レインボーブリッジなどが見える「スカイギャラリー1」
- 富士山、横浜ランドマークタワーなどが見える「スカイギャラリー2」
- 代々木公園、青山霊園などが見える「スカイギャラリー3」
と、3つのビューエリアに分かれています。
夜景を楽しむならスカイギャラリー1が断然きれいな景色を楽しめますが、もし富士山など自然の景色を楽しみたいというのなら日中にスカイギャラリー2、3の景色を楽しむのがいいですよ!
特に春先は、代々木公園の桜がきれいに見えます♪
屋内展望回廊では美しい景色はもちろんですが、スペースインベーダー展のように、何かとコラボしたイベントを楽しむことができるのが特徴です。
そして、何といっても最大の目玉は屋外展望台の「スカイデッキ」です!
日本一のオープンデッキだということは先程も触れましたが、ビルの屋上から眺める、視界を遮るものが何もない景色はまさに絶景です!
屋外で景色を楽しめる展望台というのも、東京広しといえどかなり珍しいです。絶好の撮影ポイントでもあり、ここに登ったら何枚でも写真を撮りたくなっちゃいます。
少し風は強いですが、都心のど真ん中だからこそ見える大都会・東京の全体図は圧巻です。
宝石のようにきらきら光るビルや橋の明かりに、龍のようにうねる大道路を進む車のライトたち…
思わず頭を空っぽにして見とれてしまうこと間違いなしですよ♪
東京シティビューに来た際には必ずスカイデッキにまで登ってくださいね!
人気シーズンの攻略には「穴時間」を狙え!
夜の絶景を見るなら外せない東京シティビューですが、最大の人気シーズンはいつだと思いますか?
各地で行われる花火大会を真上から眺められる夏も人気ですが、最大の人気シーズンは「冬」。
近隣ではもちろん、六本木ヒルズそのものでも開催されるイルミネーションの時期とあって、通常より煌びやかで美しい夜景が見られるため、かなりの人気となります。
特にクリスマスが近くなると展望回廊に行くためのエレベーターが1時間待ちなんてことも…NYのエンパイアステートビル程の待ち時間ではないにしろ、どうせなら待ち時間なく夜景を楽しみたいですよね?
そのためには人の少ない「穴時間」を狙いましょう!
通常、夜景を見る人たちで混みだすのは19時台が最も多いです。そのため、少し時間をずらして18時位を狙うといいですよ♪
冬は日没も早いので、個人的にはもう少し時間を早めてもいいと思います。特に17時前後に展望台に登ると、夕暮れ時の景色も夜景も両方楽しめるので、欲張りに楽しみたい人にはおすすめです。
さらに確実に人混みを避けてイルミネーションシーズンを楽しむなら、11月中が最もおすすめです。イルミネーションイベントは例年11月上旬に開始することが多く、12月のクリスマスシーズンより人も少ないからです。
夜景を満喫したいなら、穴時間をうまく活用して楽しんでくださいね♪
イベントにもどんどん参加しよう!
夜景だけでなく夜空も楽しめるスカイデッキを有する東京シティビューでは、季節によって様々な鑑賞イベントを開催しています!
オリンパスデジタルカレッジによる夜景撮影講座(カメラレンタル有!)や、皆既月食鑑賞会(予約不要)、毎月第4金曜日に行われる星空観賞会「六本木天文クラブの日」などなど…。
六本木天文クラブの日は日本語のみですが申し込み不要で天文学の専門家の話を聞きながら望遠鏡をのぞいて夜空を楽しめる人気のイベントです!
いろんな分野のプロの方たちの話を聞いて知識をつけながら、夜空も夜景も楽しめるなんてかなりお得なイベントが多いのも、東京シティビューの人気の理由の一つです。
また、スペースインベーダー展のように、屋内展望回廊でも東京の夜景とコラボしたイベントが開催されたりもしますので、東京シティビューを訪れる際にはイベント情報も必ずチェックしてくださいね♪
「MAM」の旬な展示も見逃すな!
東京シティビューと同じビルの53階に、もう一つ見逃せないスポット、「森美術館」があります。
英語表記では”Mori Art Museum”となるので、「MAM(マム)」の通称で親しまれています。
ここは常設展示型の美術館ではないのですが、アートはもちろん建築や写真、ファッション、映像など、様々なテーマで特別展を行っており、毎回大人気を博している美術館です。
展示は日英両表記なので外国人観光客も安心して楽しめますし、レクチャーやシンポジウムなどのラーニングプログラムも可能な限り日英同時通訳を行っているそうです。外国人観光客への配慮もかなりされていて、彼らにも大変人気のスポットとなっています!
最近の展示だと、ジブリ展やセーラームーン展、マリー・アントワネット展も行っており、いずれも大変好評で連日多くの人が訪れていたそうです!
映画や漫画、絵画など実に多様なジャンルの展示を行っているんですよ~。
火曜以外は毎日22時まで開いているので、展望台に行った後や食事をした後でも安心して入館できますよ♪
注意事項を守って楽しもう!
東京シティビュー、特にスカイデッキに登るときは注意すべきことがいくつかあります。
持ち込み不可なものとして代表的なものが三脚です!(一脚や自撮棒もです)
カメラ自体は持ち込みOKなので、ご安心ください。
スカイデッキはビルの屋上にあるため、何かを落としてしまうと大惨事に…
そのため、手荷物類を一度ロッカーに預ける必要があります。マフラーや帽子など、風に飛ばされてしまいそうなものもこちらに預けておきましょう!コイン返却式なのも嬉しいですね♪
また、森美術館では「写真撮影OKなの?」という質問も多いそうです。これはその時の展示によってルールが違うそうなので、写真を撮る際には事前に確認をしておいた方がいいですよ。
アクセス・周辺情報
地下鉄六本木駅が最寄り駅です!
日比谷線で六本木駅に向かう場合は、1C出口からコンコースで六本木ヒルズまで直結しています。
大江戸線を利用する場合は、3出口から徒歩4分ほどで着くことができますよ。
また、六本木ヒルズの北になんとあの日本一の縁結びの神社、出雲大社の東京分祀があります!
島根まで行くのって大変なんだよね…と思っている方は、ぜひお参りしてみてください!
料金・イベント情報
東京シティビューの料金は、
- 大人:1800円
- 高・大学生:1200円
- 4歳~中学生:600円
- 65歳以上:1500円
となっています。このチケットで、森美術館にも入場できますよ。
また、スカイデッキへの入場にはプラスで
- 大人、高・大学生、65歳以上:500円
- 4歳~中学生:300円
の料金が必要です。
また、ローソンやセブンイレブン、JTBでは前売り券を販売しており、
大人1800円→1500円
と少し安く購入することができます!
まとめ
日本一の夜景が見られる東京シティビュー。
都心のど真ん中にあるということで、東京全体だけでなく、天気がいいと隣県の千葉や神奈川までも見ることができる、日本一の夜景スポットなので、そこで生まれる思い出はキラキラ輝く特別なものになります。
ここに行かずして東京は語れませんので、必ず足を運んでくださいね!
旅行大好きアラサー女性。拠点は関西。お気に入りの旅先は国内なら新潟と高知、海外ならモロッコとスペイン。のんびりリラックス旅、観光重視アクティブ旅、なんでもござれ。色んな人がワクワクした気持ちになってくれたらいいなと思っています。